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アップル(Apple)が米国時間13日から始まる開発者カンファレンス「WWDC」のなかで、「App Store」の大幅な刷新を発表する予定だという。同社幹部のフィル・シラー(Phil Schiller)氏がThe Vergeとのインタビューのなかで明らかにした。

シラー氏が明らかにした変更のなかで、開発者にとってもっとも影響が大きいとみられるのは、サブスクリプション手数料の改定。これまで一律70%対30%であった開発者とアップルの分配比率が、変更後には85%対15%になる場合もあるという(継続ユーザーの2年目以降の売上など)。またこの変更はApp Storeの収入全体の75%を占めるゲームカテゴリー(調査会社App Annie調べ)でも適用されるという。

The Vergeによると、2008年のApp Storeサービス開始から今年1月までに、外部のアプリ開発者に支払われた金額は累計400億ドルに上っており、そのうち約3分の1が過去1年間におけるものだという。

iPhoneをはじめとするハードウェアの売上増加が鈍化するなかで、アップルはサービス関連の収入増加に力を入れてきている。同社は、App Storeを大幅に改訂することで、とくに既存ユーザーからの売上増加を図りたい考えとの見方もある。

2つ目の大きな改良点として挙げられているのは、アプリの検索結果に表示されるディスプレイ広告の導入。アップルはこれまでアプリの検索結果への広告導入に否定的な姿勢を見せていたものが、シラー氏はThe Vergeに対し、広告導入にあたってアプリ開発者の資金力などに左右されない、フェアな広告表示を可能にするオークションシステムを確立したと述べている。

シラー氏はそのほか、アップルが「App Store」の利用促進策のひとつとして、iOSに実装されている「3D Touch」の選択肢にApp Storeへのリンクを追加することも明らかにした。さらにシラー氏は、外部開発者製アプリの審査プロセスがスピードアップしていることにも言及し、現在では審査申請から24時間以内に可否を知らされるケースが約半分に、また2日以内に通知されるケースが約9割に達しているとも述べている。

【参照情報】
APP STORE 2.0 - The Verge
Apple details App Store changes including new subscription revenue split & search result ads - 9to5 Mac
Apple's App Store is changing, starting with subscriptions - Engadget

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