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アップル、共和党大会へのサポート提供を見送り - D・トランプ氏に反発か

2016.06.20

Updated by WirelessWire News編集部 on June 20, 2016, 13:01 pm UTC

アップル(Apple)が、7月にオハイオ州クリーブランドで行われる共和党大会への資金提供やその他のサポートを行わないことを同党の幹部に伝えたという。移民問題などで同社と相容れない考えを打ちだしているドナルド・トランプ(Donald Trump)候補に対する不支持が理由とみられる。

この話題を採り上げたNYTimesでは、アップルによる協力拒否の理由のひとつとして、トランプ氏がイスラム教徒や女性、移民に対して差別的な発言を繰り返してきていることを挙げている。また同氏が、iPhoneのロック解除問題や国外での製造などで、アップルをやり玉に挙げてきていることも関係があるとする指摘もある。

トランプ氏は選挙戦中に、米カリフォルニア州で昨年12月に発生した銃乱射事件で犯人が使用していたiPhoneのロック解除への協力要請をアップルが断った際には、同社製品のボイコットを呼びかけていた。

アップルは過去の大統領選では、共和党、民主党の両方に対して平等にサポートを提供してきており、たとえば2008年には両党にそれぞれ14万ドル相当の「MacBook」やその他のツールを提供、また2012年にも両党に自社製品を貸し出すなどしていたという。なお、アップルは民主党については今回もサポートを行うことが予想されているものの、現時点では未確定だという。

今年の共和党大会については、すでにフェイスブック(Facebook)やグーグル(Google)、マイクロソフト(Microsoft)などの大手テクノロジー企業が何らかのサポートを行うことを表明しているいっぽう、2012年の際に主要な支援者であったヒューレット・パッカード(Hewlett-Packard、HP)が今回はサポートしない考えを公表しているという。

【参照情報】
Apple won't aid GOP convention over Trump - Politico
Apple won’t support or fund the GOP convention because of Trump’s discriminatory statements - Recode
Apple, Uneasy Over Donald J. Trump, Won’t Support Republican Convention - NYTimes

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