iPhone

次期iPhone、ハードウェア関連のデザインは現行機種とほぼ変わらず(WSJ報道)

2016.06.22

Updated by WirelessWire News編集部 on 6月 22, 2016, 12:19 pm JST

アップル(Apple)が今年秋にリリースするとみられている次世代iPhone(「iPhone 7」)について、ハードウェアのデザインが現行機種「同6S」「同6S plus」のそれとさほど変わらない見通しなどとする情報筋の話が米国時間21日にWSJで報じられている。

アップルはオリジナルiPhoneの発売以来、2年ごとにハードウェアの大幅なデザイン変更を行ってきた。この更新サイクルが3年に伸びるとの可能性はこれまで一部の媒体で報じられていたが、今回のWSJ報道はそうした観測を裏付けるものといえる。販売台数の減速が続くなか、

WSJでは次世代iPhoneの具体的な変更点として、ヘッドフォン端子の廃止や防水機能の強化、本体の薄型化などを挙げるいっぽう、液層画面のサイズは現行機種と同じく、4.7インチと5.5インチの2種類になるとしている。また、省略される3.5ミリのヘッドフォンの代わりには、現行機種で充電やデータ転送に使われているライトニングポートが使われることになるという。

そのほか、「iPhone 7」では新たにディープブルーのカラーバリエーションが追加され、またストレージの選択肢も32GB、128GB、256GB の3通りに変更されることや、5.5インチモデルには背面にデュアルカメラセンサーが搭載される可能性も挙げられている。

さらにWSJは、アップルによるiPhoneの大幅なデザイン変更が来年に予定されているとし、来年投入される新機種ではディスプレイがベゼル部分を廃した曲面OLED画面に変更されるほか、このディスプレイに指紋認証用「Touch ID」センサーとホームボタンが組み込まれる可能性などに言及。いっぽう、この話題に触れたThe Vergeでも、アップルがiPhone発売10周年となる2017年に、ハードウェアのデザインに大幅な変更を加えることは妥当な動きなどと指摘している。

iPhoneはアップルの売上全体の約3分の2を占める大黒柱だが、昨年以来販売台数の成長減速・減少が続いている。また画面サイズの大型化など大規模なデザイン変更が、既存ユーザーの買い換えや新規顧客の獲得に大きく寄与してきたことも周知の通り。さらに現行の「6S」「6S Plus」は前年(2014年)秋にリリースされた前モデルのデザインを踏まえたものであり、それが売上停滞の一因とする見方もあった。

なお、アップルは昨年秋に「6S」「6S Plus」をリリースした際、SoCやカメラセンサーなど搭載パーツのアップグレードを中心に「新機種ではすべてが変わった」とアピールしていた。

中国でのスマートフォン新規顧客の需要が一巡するいっぽう、アップルが次の大規模市場として期待するインドでは「iPhone」はいまだに高嶺の花とされるなか、同社にとっては既存顧客の買い換え促進がますます重要になっている。今年秋にiPhoneの大幅デザイン変更が見送られた場合の経営への影響に対して今後さらに大きな注目が集まることが予想される。

【参照情報】
Apple Unlikely to Make Big Changes for Next iPhone - WSJ
WSJ: iPhone 7 w/ similar design and removed headphone jack this fall, major changes next year - 9to5 Mac
WSJ: New iPhone will look like the 6S, but big changes are coming in 2017 - The Verge

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