capture image: Unity Engine Real-Time Tech Demo(IZUNIY)
ゲームエンジン開発の米ユニティ、1億8100万ドルの大型資金調達
2016.07.14
Updated by WirelessWire News編集部 on July 14, 2016, 12:04 pm JST
capture image: Unity Engine Real-Time Tech Demo(IZUNIY)
2016.07.14
Updated by WirelessWire News編集部 on July 14, 2016, 12:04 pm JST
人気ゲーム「Pokémon Go」の開発にも使われているゲームエンジンの開発元である米ユニティ・テクノロジー(Unity Technologies:以下、ユニティ)が新たな資金調達で1億8100万ドルを集めたことを現地時間13日に発表した。
NYTimesによれば、今回の資金調達にはリードインベスターのDJFグロウス(DJF Growth)のほか、チャイナ・インベストメント(China Investment Corporation)やフリーSファンド(FreeS Fund)、スリーブ・キャピタル(Thrive Capital)、ウェストサミット・キャピタル(WestSummit Capital)なども参加しているという。またこの資金調達に伴い、ユニティの評価額は約15億ドルとなったという。
Bloombergによると、ユニティーはゲームの映像やサウンドなどを処理するゲームエンジンを開発している。同社のゲームエンジンはとくにモバイル分野で強く、売上金額1000位以内にランクインしたモバイルゲームの約3分の1で同社のゲームエンジンが使われているという。またユニティーのゲームエンジンは、VR/AR分野のゲームやコンテンツにも使われ始めており、そのなかには大ブームとなっているARゲーム「Pokémon Go」や、サムスン(Samsung)製「Gear VR」向けのコンテンツなども含まれるという。
なおユニティのジョン・リッチティエロ(John Riccitiello)CEOはBloombergに対し、「AR/VRの市場は将来的にインターネットを飲み込むことになる」との見方を述べている。
【参照情報】
・Unity Technologies, Maker of Pokémon Go Engine, Swells in Value - NYTimes
・Gaming Startup Unity Raises $181 Million - Bloomberg
・Unity raises $181M monster round at a reported $1.5B valuation - TechCrunch
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