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Glaxo Smith Kline

アルファベット、大手医薬品メーカーのグラクソスミスクラインと合弁会社設立

2016.08.02

Updated by WirelessWire News編集部 on August 2, 2016, 13:27 pm UTC

英最大の医薬品会社であるグラクソスミスクライン(Glaxo Smith Kline:以下、GSK)が、グーグル(Google)の持ち株会社であるアルファベット(Alphabet)と共同で、バイオエレクトロニック医療関連の合弁会社を設立することになったという。

設立される新会社の名称はガルバーニ・バイオエレクトロニクス(Galvani Bioelectronics:以下、ガルバーニ)で、GSKが株式の55%を、アルファベット傘下のベリリー・ライフサイエンス(Verily Life Sciences:以下、ベリリー)が同45%をそれぞれ保有することになるという。また新会社は、英国にあるGSKのグローバルR&Dセンター内に本拠地を構えるほか、サンフランシスコにも第2の研究拠点を設ける予定。なお、両社はこの合弁会社に7年間で最大5億4000万ポンド(7億1400万ドル)を投じる考えだという。

バイオエレクトロニック医療は、バッテリーで稼働する超小型の医療装置を体内に埋め込み、神経システムの発する誤った電気信号を修正することで、様々な疾患の治療を目指すものとされる。ガルバーニでは、GSKの有する新薬開発技術や疾患生物学への知見と、ベリリーが持つ超小型電子機器や医療目的のデータ・ソフトウェアに関する専門知識とを組み合わせながら、新たな治療方法の研究・開発を進めることになるという。

グーグルは近年、医療・製薬分野の各社との協力を続けている。ノバルティス(Novartis AG)とは糖尿病患者用の「スマートコンタクトレンズ」の開発を、またサノフィ(Sanofi)とは糖尿病の新たなモニタリングおよび治療方法の開発をそれぞれ進めている。

【参照情報】
Google and GSK form venture to develop bioelectronic medicines - The Guardian
Glaxo, Alphabet Plan $700 Million Bioelectric Treatment Venture - WSJ
Glaxo, Alphabet Form Venture to Make Bioelectronic Medicines - Bloomberg

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