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テスラ(Tesla Motors)創業者のイーロン・マスク(Elon Musk)氏が6月に発表していた同社とソーラーシティ(SolarCity)との合併計画について、両社が26億ドルの条件で合意に達したことが米国時間1日に明らかになった。両社の株主から承認を得られれば、今年第4四半期中にも合併が実現する見通しになったという。

マスク氏は両社の大株主で、各々の株式の20%以上を保有している関係から、合併計画の発表後には、株価低迷中のソーラーシティをテスラを使って救済する考えではといった批判の声や、赤字を続ける企業同士が合併することを疑問視する声も上がっていた。それに対して、マスク氏は7月に、約3分の2の株主から賛成を得られそうだとの見通しを明らかにしていた。

テスラは先週後半に、同社が米ネバダ州で建設を進めているバッテリー工場「Gigafactory」を報道陣などに公開していた。パナソニックも出資する同工場では、2018年に年産35GWh(「Model 3」50万台分に相当)、最終的には同150GWhのバッテリーが製造される計画とされている。またテスラは同工場で製造するバッテリーの一部を「Powercell」などの蓄電装置として提供する考えも明らかにしている。

テスラは、太陽光発電装置の大手インストーラであるソーラーシティを吸収することで、太陽光エネルギーの発電・蓄電・消費に関する製品やサービスを統合的に提供できるようになる。

なお、テスラとソーラーシティとの合併は全額株式交換で行われる予定。またソーラーシティに提示された金額は一株あたり25ドル83セントで、計画発表当初に想定されていた同26ドル50セント〜28ドル50セントを若干下回るものだという。

【参照情報】
Tesla and SolarCity to Combine - Tesla Motors
Tesla and SolarCity Agree to $2.6 Billion Deal - WSJ
Tesla Lowers Bid, Agrees to Pay $2.6 Billion for SolarCity - Bloomberg

Will Elon Musk’s Fans Save Tesla Deal? - WSJ
A Double Dose of Risk for Tesla in SolarCity Deal - WSJ
Tesla's entire future depends on the Gigafactory - The Verge

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