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カメラ機能を使うiPhoneアプリは盗み撮りも可能

2017.11.13

Updated by WirelessWire News編集部 on 11月 13, 2017, 17:00 pm JST

iOS開発者(Google)のFelix Krause氏のブログに、iPhone利用者には気になる注意が投稿されている(「iOS Privacy: watch.user - Access both iPhone cameras any time your app is running」)。

iPhoneアプリの中で、カメラへのアクセス許可を求めてくるアプリは、利用者に通知せずに写真を撮影できるようになっている。Krause氏によれば、利用者の許諾があれば、iOSアプリ開発者には、利用者への通知なしに以下のことが可能になる。

・フロントとバックのカメラへのアクセス

・アプリがフォアグラウンド(起動されて画面の前面に出ている)のとき、写真を撮って保存

・撮った写真をその場でアップロード

・リアルタイムの顔認識機能を起動して表情を読む

これらはアプリ開発者に許されている機能なので、バグや脆弱性という問題ではないので、セキュリティパッチがリリースされることは期待できない。

アップルが、カメラ起動にはその度にいちいち利用者の許諾が必要となるように仕様を変更する、あるいはカメラが起動したらライト点灯などで利用者が必ず気づくようにする、といった対応をしてくれれば、盗み撮りの懸念は軽減されるだろう。しかし今のところ、悪意のあるアプリに勝手なことをされたくないならば、利用者の側が自衛する必要がある。特に、バスタブにスマートフォンを持ち込んで楽しむ習慣がある人などは要注意だ。

とりあえず、アプリをダウンロードする場合には、正規の「App Store」からしか行わないこと、あるいはFacebookのMark Zuckerbergや前FBI長官のJames Comeyのように、カメラにカバーをしたりテープを貼ってカメラそのものを使えなくすれば安心だ。とはいえ、価格に含まれているせっかくのカメラ機能なので、スライド式のカバー(「StopSpy」「Spyslide」など)を使うのも一つの方法だろう。

【参照情報】
iOS Privacy: watch.user - Access both iPhone cameras any time your app is running
Mark Zuckerberg tapes over his webcam. Should you?
Put tape over your webcam, FBI director warns

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