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5Gを使って空港で便利な体験を、JALとKDDIが実証実験を開始

2018.11.06

Updated by Naohisa Iwamoto on November 6, 2018, 06:25 am UTC

空港で飛行機に搭乗するまでの体験を、「5G」を使って便利で快適にするための実証実験が始まる。日本航空(JAL)が自社の施設内で、KDDIと共同で実施する。

実証実験は2018年11月5日から13日にかけて、東京都品川区にある「JAL Innovation Lab」で行う。5Gを用いた航空サービスの創出を目指したもの。実験ではJAL Innovation Lab内に、5Gの通信環境を備えた搭乗ゲートなど、空港施設を模した施設を構築。実際の顧客の利用状況を想定し、新しい顧客サービスの実証実験を行う。5Gの通信設備を備えた施設は、KDDIおよびKDDI総合研究所と共同で構築した。

実証実験では、3つの体験の検証を行う。1つは「5G専用端末によるタッチレス搭乗ゲート」の実証。スマートフォンの専用アプリなどで事前チェックインを行っておくと、搭乗ゲートに設置した5G受信機が自動的にスマートフォンのチェックイン情報を検知、認証する。これによりスマートフォンをカバンなどから取り出してタッチするといった操作なしに、スムーズに搭乗ゲートの通貨が可能になる。

2つ目は、ラウンジなど特定エリアを対象にした選択的な情報提供を行う「お客さまのニーズに合わせた情報配信」。特定の場所でだけ視聴可能なVRを含めた高精細な映像や案内などを5Gによって提供する。3つ目は、「位置測定」。スマートフォンなどの携帯端末の位置を5Gの津神で把握し、ゲートまでの道順の案内や搭乗予定時刻の通知などを行うことでスムーズな搭乗をサポートする。

【報道発表資料】
KDDI・JAL・KDDI総合研究所は、「5G」を用いた便利で快適な空港サービスの実証実験を開始

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。