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家庭内のIoTデバイスに向けたセキュリティソリューション、デジオンが提供へ

2018.12.21

Updated by Naohisa Iwamoto on December 21, 2018, 10:00 am UTC

IoTやスマートホームの市場の拡大に伴い、家庭内でセキュリティに不備のあるIoTデバイスが悪用されるリスクが高まっている。ホームネットワークやサウンド関連などのソフトウエア開発を手がけるデジオンは、Kaspersky Labとパートナーシップを結んでIoTデバイスに向けたセキュリティソリューションの提供を始める。

デジオンが提供を始めるのは、「DiXiM スマートライフソリューション」。ホームネットワークにおけるIoTデバイスのセキュリティ課題を多角的に解決するネットワークサービスシリーズと説明する。ネットワークカメラのような家庭内のIoTデバイスでは、ID/パスワードの乗っ取り、盗聴や傍受、マルウエア感染など多様な手段で攻撃を仕掛けられるようになっている。一方で、IoTデバイスはパソコンなどよりも処理能力に制約が多く、セキュリティ対策が難しい現実がある。デジオンは、同社がホームネットワーク内のマルチメディアコンテンツ共有システムの提供で蓄積したノウハウを使って、セキュリティ強化、機器情報の見える化、機器管理などの安心・安全を実現するソリューションの提供を進めることにした。

DiXiM スマートライフソリューションには、3つの構成要素がある。1つが、Kaspersky Labと提携して実現するセキュリティ機能組み込みサービス「DiXiM Security」。ホームネットワークの出入り口であるネットワーク機器にセキュリティ機能を組み込み、IoTデバイスがそれぞれ高度なセキュリティ機能を持たなくても水際で攻撃を防げるようにする。2つ目が、機器認証による不正アクセス防止サービス「DiXiM Secure Link」。IoT機器とアプリのペアリングによる認証を導入することで、IoT機器とアプリ間の接続を証明書で管理して不正なアクセスやなりすましを防ぐ。3つ目が、デバイスの状態を監視するモニタリングサービス「DiXiM Device Monitoring」。遠隔から家庭内のIoTデバイスの状態を把握したり、故障診断を行ったりする機能で、サービス提供事業者による遠隔操作や一括管理によるデバイス管理を可能にする。

デジオンでは、これらのサービスを組み合わせることで、スマートホームやIoTサービスを提供する企業に対して、多角的でありながら一元的に運用できるホームネットワークのセキュリティ課題ソリューションを提供していくという。

【報道発表資料】
デジオン、IoT時代のセキュリティに向けた新たな取り組みとして「DiXiM スマートライフソリューション」を発表

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。