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さっぽろ雪まつりの世界を東京で体感、ドコモが5Gで360度8K3D60fpsVRライブ配信

2019.02.05

Updated by Naohisa Iwamoto on February 5, 2019, 06:25 am UTC

ヘッドマウントディスプレイを通して3DVRライブ映像を視聴することで、離れた場所にあたかもいるかのような体験を実現する--。5Gの用途の1つとして掲げられるこうした体験を、より臨場感のある映像で提供できるようにする360度8K3D60fpsVRライブ映像配信・視聴システムをNTTドコモが開発した。

ドコモは、2018年6月に360度8KVRライブ映像配信・視聴システムを開発。その後、より臨場感のある映像の提供を実現するため、新しいシステムを開発した。開発にあたっては、スポーツや音楽イベントをその場にいるような没入感でリアルタイムに体験できるようにすることを目的とした。そこで、激しい動きのコンテンツもスムーズに視聴できるためにフレームレート60fpsに対応した8Kエンコーダーを開発。また、ライブストリーミング専用の3Dカメラとスティッチング装置も開発し、3Dによる立体感のある映像を視聴できるようにした。音の臨場感を高めるためにヤマハの立体音響技術「ViReal(バイリアル)」を採用し、あらゆる方向からの音をヘッドホンで再現できるようにした。

ドコモは北海道テレビ放送、NECと共同で、この5Gと新しいシステムを使った映像配信を2019年2月3日に北海道と東京を結んで成功させた。具体的には、「第70回 さっぽろ雪まつり 8丁目 雪のHTB広場」のイベントリハーサル会場を撮影し、8丁目 雪のHTB広場ブース内と東京ソラマチのドコモの未来体験空間「PLAY5G 明日をあそべ」の会場へ、5Gを活用して映像配信した。北海道で開催されている雪の芸術祭を、東京スカイツリーのお膝元でリアルに体験できた。2月9日、10日にも映像配信を実施する。

【報道発表資料】
世界初、360度8K3D60fpsVRライブ映像配信・視聴システムを開発

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。