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デジタル通貨で米ドル依存脱却を目指すカンボジア(他2本)

FinTech News August 1st week,2021

2021.08.06

Updated by Wataru Nakamura on August 6, 2021, 16:16 pm JST

デジタル通貨で米ドル依存脱却を目指すカンボジア【Nikkei Asia 8/4】
カンボジア国立銀行は2020年10月、日本のブロックチェーン企業であるソラミツのサポートを受けて「Bakong」というデジタル通貨を発行した。このプロジェクトは自国通貨であるリエルの存在感を強め米ドル依存を脱却するために進められており、「Bakong」の電子ウォレットのユーザー数は2021年3月から6月にかけて倍増して20万人に達した。

原文:Cambodia aims to wean off US dollar dependence with digital currency

ブレイナードFRB理事、中銀デジタル通貨の早急な導入の必要性に言及【Reuters 7/31】
米連邦準備制度理事会(FRB)のラエル・ブレイナード理事は7月30日、アスペン経済戦略グループとの会合の中で、米国が早急に中銀デジタル通貨(CBDC)を発行すべき理由について言及。中国を筆頭に各国で進むCBDC導入の流れや既存通貨に連動するステーブルコインの急成長による決済システムの断片化への懸念、銀行口座を持たない人々による政府補助へのアクセス向上などに触れ、CBDC発行に慎重な姿勢を見せるジェローム・パウエルFRB議長との方向性の違いを示した。

原文:Fed's Brainard: Can't wrap head around not having U.S. central bank digital currency

インド政府、バウチャーベースのデジタル決済ソリューション「e-RUPI」をリリース【Mint 8/2】
インドのナレンドラ・モディ首相は現地時間8月2日、電子バウチャーを活用したデジタル決済ソリューション「e-RUPI」のリリースを発表。インドの決済公社、財務省の金融サービス局、保健・家族福祉省らが開発したこのプラットフォームは、政府が国民に直接発行できる用途が限定されたプリペイドバウチャー型のデジタル決済の仕組みで、QRコードやSMSに紐づく電子バウチャーとして発行される。この仕組みでは、モバイル端末さえあればデジタル決済アプリやネットバンキングへのアクセスができなくても利用可能だという。

原文:PM Modi launches voucher-based digital payments solution e-RUPI. How it works

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中村 航(なかむら・わたる)

1985年生まれ。福岡県福岡市出身。翻訳者。テクノロジーやファッション、伝統工芸、通信、ゲームなどの分野の翻訳・校正に携わる。WirelessWire Newsでは、主に5G、セキュリティ、DXなどの話題に関連する海外ニュースの収集や記事執筆を担当。趣味は海外旅行とボードゲーム。最近はMリーグとAmong Usに熱中。