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過去という「意味」を踏まえなければ、未来は訪れない

2023.03.22

Updated by WirelessWire News編集部 on March 22, 2023, 07:34 am JST

ロシア連邦がウクライナに軍事侵攻した年として記憶されるであろう2022年は、ソヴィエト社会主義共和国連邦が誕生して100年という節目の年でもあった。ソヴィエト連邦ができた1920年代は第一次世界大戦後のモダニズムの時代で、世界の多くの国で都市文化・大衆文化が発展していく。アメリカではこの時代を「ジャズ・エイジ」と呼ぶことはよく知られているし、日本でも1923年に起きた関東大震災からの復興をきっかけに、現在にいたる多くの都市大衆文化の原型ができた。

江戸の町人はなぜ「革命」を起こせなかったのか

ところでここで思うのは、1920年代に「大衆」として見いだされる以前、普通の人々はどのように位置付けられていたのかということだ。都市大衆の時代である1920年代に、男性だけに限られてはいたし、悪名高い治安維持法と抱き合わせでもあったが、日本ではようやく普通選挙が実現する。

もちろん政治参加への道は選挙だけではない。一揆や暴動というかたちで不満を爆発させることもあれば、「革命」が成功して政権が変わることもある。100年前に成立し、70年ほど続いたソヴィエト連邦もそんな「革命」が生み出した国家の一つだった。でもそのソヴィエト連邦が崩壊した後にできた現在のロシア連邦で、普通の人々が政治的に十分な権利を行使できているとは思えない。なにしろ対外的に軍事行動を繰り返す独裁政権が20年も続いているのだ。

※本稿は、モダンタイムズに掲載された記事の抜粋です(この記事の全文を読む)。
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