original image: John Blyberg（CC BY）
Updated by WirelessWire News編集部 on April 6, 2016, 11:01 am JST
WirelessWire News編集部 WirelessWire News編集部
アマゾン（Amazon）が来週にも発表するとみられる電子書籍リーダー「Kindle」の新機種について、従来機種よりも薄型化を図るため、外付けバッテリーとしての役割も果たす保護ケース付きになるという情報筋の話が、米国時間5日にWSJで報じられている。
アマゾンのジェフ・ベゾス（Jeff Bezos）CEOは先ごろ、Kindleの新機種を来週にも発表するとツィートしていたが、WSJによればこの最新モデルは従来機種よりも薄くなると同時にバッテリー内蔵の保護ケースの併用でバッテリー持続時間も延長されるという。なお、アマゾンのハードウェア開発部門Lab126では、新機種の本体が「Whiskey」、保護ケースが「Soda」という開発コード名で呼ばれているという。また、アマゾンがKindle用にソーラーパネル付のバッテリー内蔵ケース（開発コード名「Sunkiss」）を開発しているが、これが次の発表に間に合うかどうかはわからないとの話も関係者の話も紹介されている
Kindleはアマゾンが初めてリリースしたハードウェア製品で、すでに数世代のアップグレードを経て、現在は3機種（「Kindle」「Kindle Paperwhite」「Kindle Voyager」）が発売されている。ただし、利用目的が電子書籍購読にほぼ限られることや製品の耐久性が比較的高いことなどもあり、アマゾンにとっては買い換え需要の喚起が課題。新機種やバッテリー付ケースがどの程度の価格になるかなどはいまのところ不明だが、既存製品との差別化要因としてバッテリー付ケース以外にどのような機能を搭載してくるかといった点にも注目が集まりそうだ。
【参照情報】
・Amazon to Release New Kindle With Rechargeable Protective Case – WSJ
・Amazon’s next Kindle will reportedly be thinner thanks to a rechargeable battery case – The Verge
・Amazon to sell new Kindle with rechargeable protective case: WSJ – Reuters
