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海部 美知 michi_kaifu

ENOTECH Consulting代表。NTT米国法人、および米国通信事業者にて事業開発担当の後、経営コンサルタントとして独立。著書に『パラダイス鎖国』がある。現在、シリコン・バレー在住。 (ブログ)Tech Mom from Silicon Valley (英語版ブログ)Tech Mom Version E

エリクソンのかわいいアンテナとアカマイ提携[動画]

エリクソンの都市型ミニアンテナと、アカマイ提携の概念図をお送りする。

2011.02.15

ノキア・シーメンス「日本は高収益市場」、今年後半に日本でTD-LTE開始

ノキア・シーメンスの日本重視戦略、および開始済みLTEの状況などについて、戦略部門トップにインタビューを行った。

Androidがいっぱい![動画]

グーグルは、昨年は展示はしなかったのだが、今年は大々的にAndroidのパブリシティを展開。パビリオンに数十のアプリ・パートナーを集めただけでなく、端末やキャリアなどのパートナーのブースにも、黄緑色のAndroidマークを置き、どこに行っても鮮やかなAndroid緑が目に入る。

マルチ・プラットフォーム向け開発ツールが続々[動画]

MWC開幕前日、プレス向けイベント「ShowStopper」では、展示会本番で埋もれがちなベンチャーや中堅プレイヤーが数多く出典し、競って存在をアピールした。「iPhone、Android、Blackberryと、すべて対応するのは開発者が大変なので、それをなんとかするためのツール」が固まって出ていたのが印象に残った。

2011.02.14

ノキアCEO、マイクロソフトから「数十億ドル」単位の売上を期待[動画]

先週金曜日、ノキアがスマートフォンOSとしてWindows7を採用すると発表。その後ノキアの株価が下がったり、従業員が反発するなど、混沌としているが、MWC開幕前夜の記者会見にて、ノキアCEO Stephen Elop(スティーブン・イロップ)が、このディールの戦略的価値について弁護。メディアの理解を求めた。

MWC2011速報 予告編(今年の見どころ解説)

開幕直前のバルセロナMWC会場前から、MWCの基礎知識と今年の見どころを解説する予告編をお届けする。

2011.02.13

米国CTIA-IT 2010展示会総括

米国の携帯通信業界団体であるCTIA(Cellular Telecom and Internet Association)では、例年春と秋の2回、展示会を催している。春は携帯業界全般が対象、秋はモバイルデータ通信まわりに特化した「CTIA-IT」という小規模なものである。その展示会の様子をざっと総括してレポートする。

2010.10.29

第四次世界周波数バトルを斬る

日本では、次世代携帯に利用できる貴重な周波数帯として、「アナログテレビ跡地」の行方が議論されている。その議論を正しく理解する背景として、ここでは世界の「次世代携帯周波数」が現在どういう状況となっているか、全体を俯瞰してみよう。

2010.08.20

iPhoneアンテナ問題を斬る

アップルiPhone4のアンテナ問題は、センセーショナルに騒がれた挙句「ケースを無償配布」ということで日本でも決着しつつあるが、厳密に技術的には何がどう問題だったのだろうか。米国のアンテナ専門技術コンサルタント、Spencer Webb(AntennaSys Inc.)氏の実験と解説をもとに、簡単にまとめてみよう。

2010.07.30

中南米編(3)対照的な中南米の二大市場、ブラジルとメキシコ

中南米で最大市場のブラジルと、第二位のメキシコは、いずれもアメリカ・モビルとテレフォニカの競合を軸としながらも、前者は「アメリカ型」拮抗状態、後者は「日本型」独占的状態という異なる競合環境にある。両者ともに、これまでは携帯音声サービスを提供してさえいればどんどん成長できていたフェーズがそろそろ終わりに近づき、固定と携帯の統合を中心として次の時代への模索を開始している。

2010.07.15

中南米編(2)国際キャリア・テレフォニカの中南米戦略

前回紹介したアメリカ・モビルは、携帯に集中したベンチャーであり、北米とのつながりが強い。これに対し、もう一方の中南米の雄であるテレフォニカは、欧州を本拠に世界に広がる国際キャリアであり、携帯・固定・国際回線などを総合的に展開する。両社は、いろいろな面で対照的である。

2010.07.08

中南米編(1)中南米携帯業界の二大勢力

多くの国が存在しながらも文化的にはきわめて同質性の高い中南米では、国をまたがった携帯キャリア持ち株グループが形成されている。二大勢力としてテレフォニカとアメリカ・モビルが挙げられる。後者のアメリカ・モビルは、カルロス・スリムという地元の大富豪を中心として勢力を伸ばした特殊な例である。

2010.06.24