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清水 亮 ryo_shimizu

新潟県長岡市生まれ。1990年代よりプログラマーとしてゲーム業界、モバイル業界などで数社の立ち上げに関わる。現在も現役のプログラマーとして日夜AI開発に情熱を捧げている。

AIサプライヤーはアルゴリズムや論文ではなく顧客に対して生み出す付加価値で勝負しなければならない

筆者が経営するギリア株式会社は、人工知能の社会実装を主な業務としている。 ギリアが開発する人工知能は、さまざまな業界に適用されているが、どの業界でも全く同じものを提供するということは殆どない。 我々にとって、特有のアルゴ […]

2021.03.17

言葉を操るAIが出てきたことで改めて問われる「考える」ことの意味

誤解を恐れずに言えば、筆者はAIが好きだ。 その未来に希望を抱いているし、それが必ず人の役に立つものであると信じている。実際、筆者の経営する会社では、AIの社会実装によって新たな価値を創造し、提供できているという自負もあ […]

2021.03.15

教養としてのマンガ、プログラミング、BL

漫画は教養だと思う。 日本には無数の漫画が溢れている。 これほど漫画に恵まれた国はちょっとない。 嘘ではない。海外・・・には今はいけないが、amazon.comでgraphic novelで検索してみれば、日本とはだいぶ […]

2021.03.07

その日、高らかにスカイネットを礼賛したAIは、壊れて愛を語り続けた

AI業界というのはいまだに非常に狭い業界だ。 これは、あまりいいことではない。 AIの応用範囲はとても広く、最低でもコンピュータの適用範囲と同じくらい、最終的には、紙やホワイトボードが使われるような場面はすべてAI化され […]

2021.03.05

ニューラルネットワークを目で見る

百聞は一見に如かずという言葉がある。 ところが、現代の、もしくはこれからの文明の礎となるはずの人工知能という分野において、「一見」するための研究はあまり熱心に行われていない。 というのも、基本的には人工知能、とりわけニュ […]

2021.03.03

チョムスキーとディープラーニング

ノーム・チョムスキーはアメリカ合衆国の哲学者、言語学者、認知科学者、政治哲学者である。 チョムスキーは人間は生まれながらにして言語を理解するための能力が備わっており、その能力を駆使することで短期間にどんな国の言葉でも学習 […]

2021.01.23

OpenAIのDALL-Eで改めて問われる「美意識」の重要性

年頭(1月4日)の記事で、筆者は「GPTを中心としたTransformerをクロスモーダルに適用する例が年内に出現するだろう」と予測したが、予測より遥かに早く、その一番目の例が公表された。イーロン・マスクやMicroso […]

2021.01.08

2021年、AIには何ができて、何ができないか

AIは近年、驚くような変化が毎月のように訪れている。 筆者の主宰する私塾では、上級会員向けに月に一回、AIに関する最新情報をシェアし、考察を加えるといったことを4年ほど続けている。 始めた当初は「そんなに毎月話すことがあ […]

2021.01.04

会社経営の真実がわかる277ページ

会社に郵便が届くと、最近は僕の手元にくるまでにタイムラグが有る。 昨日、届いていた本を見たら、あまりのヒキの強さに一気に全部読んでしまった。 本書は筆者の友人でもある合同会社ゲンロンの東浩紀氏による、「経営奮闘記」である […]

2020.12.11

これからの意思決定者に求められる資質

飯塚修平著の「ウェブ最適化で始める機械学習」を読んだ。先月出たばかりの本だが、コロナ禍でなかなか会社にいけなくて受け取るのが遅くなってしまった。 一言で言って、素晴らしい本である。 テーマはタイトルの通り「Web最適化」 […]

2020.12.09

アニメーションとプラモデル、そしてコンピュータグラフィックスとAI

スネ夫や矢吹ジョーのヘアスタイルは、立体化しようとすると矛盾する、という話がある。 実際に矢吹ジョーのようなヘアスタイルの人間というのはいないだろうし、それを真面目にトレースしようとするとギャグになる。たとえば稲中卓球部 […]

2020.11.13

チャットボットの憂鬱

実は筆者は四年ほど前から、毎月AIに関する個人的な勉強会を開催している。 もともとは月謝3万円ほどだったが、法人として活動するのをやめて個人の活動に切り替えたので、1万円にしてnoteの「サークル」という機能で管理するよ […]

2020.11.11