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清水 亮 ryo_shimizu

新潟県長岡市生まれ。1990年代よりプログラマーとしてゲーム業界、モバイル業界などで数社の立ち上げに関わる。現在も現役のプログラマーとして日夜AI開発に情熱を捧げている。

AI隆盛時代のエリートを作るこれからの教育

 最近、筆者が興味を持っているのはサイボーグです。  サイボーグと言っても、攻殻機動隊に出てくるような、人間と機械が物理的に神経接続され、融合されたものではありません。  人間は生まれながらのサイボーグである、という主張 […]

2016.10.11

①コンピュータの未来とは?-人類補完計画

コンピュータが誕生してから現在でおよそ50年。この短い歴史を見れば、まだまだコンピュータは発展の過渡期にあるといえる。実は現在ある技術の全てが1970年代にアメリカのパロアルト研究所で考え出されたものであり、その研究所に訪れたビル=ゲイツとスティーブ=ジョブズが現在のコンピュータの原型を創った。

2016.10.10

深層ニューラル・ネットワークの効率を劇的に上げる「蒸留」

 深層ニューラル・ネットワークの世界はつくづく進歩が著しいと思います。  筆者も日々怒涛のように押し寄せる新情報を取捨選択しながら、毎日異なる人工知能をプログラミングしてやっと追いついている、というのが実情です。額に汗し […]

2016.09.30

AI時代の鍵を握るのはデータオーギュメンテーション技術

 AIを強化するためには学習のもととなるデータセットが必要です。  しかし、”彼ら”が学習するためのデータセットは、既存のWebサイトや大企業が収集している膨大なセールス情報、いわゆるビッグデータ […]

2016.09.27

シン・ゴジラとAI ―人工知能のIQをどう測るか

 巷で話題のシン・ゴジラですが、「今日あたりそろそろ落ち着いているかな」と、立川の極上爆音上映を朝から見に行こうかと思ったらなんとほぼ満席。未だにコレだけ人気があるというのは凄いことです。  これはもう平日行くしかないの […]

2016.09.25

明晰な知能とはどういうことか

 「頭の良さ」とはなんでしょうか。  よく、「あの人は頭がいい」とか、しばしば「彼は地頭はいい(けど性格が・・・)」とかいいますが、どんなに頭が良い人でも囲碁や将棋でAIに勝つことはできない時代に突入しています。  とい […]

2016.09.22

狩猟は体力、農耕は頭脳、ではAIの時代は何で差別化されるか?

 「AIの発明は農業の発明に匹敵すると思う」  その言葉が筆者の頭のなかをぐるぐると駆け巡り続けています。  まだ書籍化されていませんが、今年の春のインタビュー、この言葉を発したのは他ならぬ東京大学の松尾豊准教授です。 […]

2016.09.06

女を演じる男と、女を演じる男を演じる人工知能

 ネットの世界には、むかしから女性を演じる男性が居ることはよく知られています。  そういう人をネットオカマ、略して「ネカマ」と呼びます。  何故彼らは敢えて女性を演じるのか。  それを知るために、一度筆者も好奇心からネカ […]

2016.08.30

もし不老遺伝子が特定されて、人類の平均寿命が1000歳になったら

 二年ほど前、ブルック・ミーガン・グリーンバーグさんという20歳の女性がこの世を去りました。  世間を驚かせたのは、このブルックさんが年を取らない奇病にかかっていたことです。  彼女は1歳10ヶ月くらいの状態で年を取らな […]

2016.08.26

AIは人間をどのように”拡張”するか

 昨年の夏は非常に活発だったAI関連のニュースが、ちょうど一年経過してやや沈静化しています。  コーネル大学図書館の提供する世界的論文アーカイブarXiv.orgでは、昨日も10編の新規論文が発表されており、依然研究は活 […]

2016.08.24

人工知能から見た知能発達のための教育手法

 週末はマインクラフトを教育に応用しようとする人たちが集まる。MCEduというイベントに登壇してきました。  そのとき、私は知能発達という観点からマインクラフトが知能の発達についてどのような効果をもたらすか、そして知能と […]

2016.08.22

VRとAIの相関はなにをもたらすか

 最近、講師業が本業なんじゃないかと思うくらい、イベントやセミナーの講師の仕事が増えています。  もともと人に物を教えるのは好きな方ですが、さすがにこう続くと少々疲れてきました。  さて、とあるイベントで「教養としてのプ […]

2016.08.07