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  • 黒電話と『1973年に生まれて』とらくらくホン

    2023.08.08

    前回帰省した際に、実家でこなすべきミッションが一つありました。誰も使用しなくなって久しい固定電話の解約です。以前、NTTに問い合わせたところ、黒電話を返却する必要があると言われ、実家にそれが残っていないか確かめる必要がありました。少し探してみましたが、黒電話は見つかりません。

  • 美しい友情の終わり

    2023.07.19

    先月、アメリカ合衆国政府による国際的な情報監視網を告発したエドワード・スノーデンの最初の暴露から10年経ち、我々は何を学んだかを問うRegisterの記事を読み、しばし物思いにふけってしまいました。

  • 21世紀の観測問題(1) タッチスクリーンという魔法の鏡

    2023.06.19

    私達は人と会う時、普通は自分自身を見ることはありません。ところが、Zoom会議では、自分自身を見ることができます。コロナ禍という歴史に残る時代、そして文化の変化に、人は「新しい鏡」で自分を見るようになったといえます。

  • 日本政府はTikTok規制を議論すべき

    2023.02.27

    12月にアメリカ政府が連邦政府の機器でTikTokの使用を禁止する法律を可決したのに続き、先週はEUでも、職員が職場のスマートフォンだけではなく個人用のデバイスでもTikTokを使用することを禁止しました。

  • 1年の始まりは「金杯」ではない 競馬は買わなきゃ当たらない(1)

    2023.01.05

    どんなに完璧な予想をしても、馬券を買っていなければ払い戻しは受けられません。馬券の的中だけが競馬の楽しみではないとはいえ、それが競馬の楽しみの大きな要素の一つであることは間違いないことです。そういうわけで、本稿のタイトルには「競馬は買わなきゃ当たらない」としています。そしてこれは、競馬やギャンブルに限った話ではないとも思うのです。

  • 風上の人、スチュアート・ブランドの数奇な人生

    2022.12.15

    実は、前回の「クリストファー・アレグザンダーと知の水脈の継承」にもスチュアート・ブランドの名前が出てきますが、思えばこの文章自体「批判的継承」がテーマでした。批判的継承には教養が必要であり、クリストファー・アレグザンダーと同じく広く後進に影響を与え、また何度も転身を重ねてきたスチュアート・ブランドの伝記本自体、一種の教養本として読めるのではないかと思い当たりました。

  • Twitterで考える内部統制

    2022.11.11

    Twitterの突然の大量解雇で、多くのユーザーが、大量解雇の途端にタイムラインの内容が激変した、トレンドが激変した、そしてニューストピックが止まったままになっていると指摘しています。内部統制とプロセス管理の点でとても気になることがいくつかあります。