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科学技術芸術と社会Social Implement of STEAM

天秤の神通力は誰にも通じるか

絵画に見られる天秤 西欧の絵画には天秤がよく描かれる。例えば、アルブレヒト・デューラーの版画「ヨハネの黙示録の四騎士」(1497-98)を見ると、第三の封印が解かれ現れた馬上の騎士は、右手に天秤を持っている。「食料を制限 […]

2025.11.26

複数の言語を話す人は脳の老化が遅い?新たな大規模研究で判明

年を重ねても記憶力や集中力を保つ鍵は、語学にあるかもしれない。アイルランドのダブリン大学などの国際研究チームが行った大規模研究により、複数の言語を話す人ほど脳の老化による衰えが遅い可能性が示された。 この研究では、欧州2 […]

2025.11.25

宮崎駿が抱え続ける矛盾。自然への思いと、アニメ制作という仕事

「自然を守る」というスローガンは嫌になる 宮崎駿の映画作品のテーマの一つが「人と自然の共生」であることは広く知られている。人間の産業社会の発展とともに、豊かな自然やそこに住まう精霊や神々が滅んでいったことが、繰り返し彼の […]

2025.11.20

どこへ行く、AIアート?

人は冗談や皮肉をどのように理解しているか 日々の会話の中で、我々はどうやって冗談や皮肉といった、少しひねった表現を理解するのだろうか。この問いに対して、斬新な答えを提供したのは、言語哲学者のグライス(P.Grice)であ […]

2025.11.18

「知性」は再び浮上するか

雑誌の入れ換えの無意味の時代 前回に続いて引き続き1994年に刊行された橋本治の『浮上せよと活字は言う』を読んでいく。この本は橋本治による書物論であり、出版論である。なかでも1970年代後半以後、決定的に大きな変貌を遂げ […]

2025.11.17

国民社会主義(ナチズム)は、共感と合意の運動である

はじめに「大衆」があった 1994年に私がジョージ・L・モッセの『大衆の国民化』という本を翻訳したとき、一番衝撃的だったのはタイトルの誤読かもしれない。なんと版元でも「大衆の国民化」ではなく「国民の大衆化」としばらく呼ば […]

2025.11.13

AIも“脳腐り”?ネットの「ジャンク」投稿が言語モデルの思考力を削る可能性

大量の「いいね」やシェアを稼ぐことが目的の質の低いコンテンツを学習データに使うと、AI言語モデルが思考プロセスを飛ばしたり、文脈理解が弱まったりする可能性がある―そんな研究結果が新たなプレプリント論文で示されている。 研 […]

2025.11.12

シリコンバレーの技術解決主義を斬る『フィンテック・ディストピア』

少し前にベンジャミン・ウォレス『サトシ・ナカモトはだれだ? 世界を変えたビットコイン発明者の正体に迫る』を読み終えたのですが、とても面白かったです。 翻訳を手がけたのが1973年組の星である小林啓倫氏なので、この本のこと […]

2025.11.11

KnowledgeSTATION 完全ローカルなエージェンティックAIアプライアンス

かねてから開発していた新製品のβ版が完成した。名付けて「KnowledgeSTATION(ナレッジステーション;以下ナレステと呼ぶ)」 ナレステはローカルLLMの発展と、半導体の革新的進歩によって生まれた完全ローカルなエ […]

2025.11.07

サイエンスコミュニケーションがうまくいかないときに考えてみてほしいこと

専門家と非専門がコミュニケーションをする場合でも、情報は一方通行ではない サイエンスコミュニケーションという分野がある。この場合のサイエンスは、広く科学技術、テクノロジーを含むことが多い。文字通りサイエンスを伝えることだ […]

2025.11.07

建築と都市の危うい基層。ものづくり人はどこへ行ったのか

ミース・ファン・デル・ローエの蔵書、それは秘密 モダニズム建築の巨匠ミース・ファン・デル・ローエ(1886−1969年)。建築界では世界中「ミース」で通じる。20世紀後半の世界の建築と都市は、多かれ少なかれミースの提唱・ […]

2025.11.05

知性の基盤、魂の出入り口である口腔。切って削って治すことが正解とは限らない

口から入ってくるものが知能の基盤を作る 人工知能の時代にあって、そもそも知能とは何かという問いが重要になる。最近の学説によれば、知能とは、単なる情報処理・演算装置ではなく、知能と身体性は切っても切り離せないという。AIに […]

2025.10.31