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制度・行政

UAEに続いてサウジアラビアもBlackBerry規制との報道

BlackBerryの機能の一部に国の安全保障上の問題があるとして、UAE(アラブ首長国連邦)が規制に動いたのに続き、サウジアラビアでも同様の動きがあると報じられている。規制が実施されると、両国に出張などで入る旅行者もBlackBerryの一部機能が使えなくなる。

2010.08.02

日本通信、5月に参入を公表した地域WiMAX向け事業から撤退

日本通信は2010年7月29日、地域WiMAX事業者向けの共用CSN(Connectivity Service Network)事業からの全面撤退をアナウンスした。同社は5月6日にこの事業への参入を発表したばかりだったが、地域WiMAX推進協議会の立場が変化したことを理由に撤退を決めたという。

欧州編(2)欧州携帯市場とNo.1プレーヤーVodafoneの戦略

欧州の携帯電話キャリアは、国内はむろんのこと欧州にもとどまらず、中東やインド、アフリカの携帯電話キャリアを含む全世界の市場をターゲットにしている。その結果、主要各キャリアの加入者数は中国には及ばないものの、米国・日本のキャリアをはるかに超えた規模となっている。

2010.07.29

インドに続き、UAEもBlackBerryを規制へ

UAEの電気通信規制局(TRA)が、BlackBerryのデータ通信が違法だとの見解を明らかにした。UAEでBlackBerryサービスを提供しているEtisalat社は、かつて、ネットワークのアップグレードとしてユーザーのBlackberyにスパイウェアを送りこんだことがある。

米著作権局、iPhoneのロック解除を合法に

米著作権局は現地時間の2010年7月26日、デジタルミレニアム著作権法(DMCA)の適用除外項目を発表した。この中で、iPhoneのロックを解除するいわゆる「Jailbreak」が合法との見解が示された。

2010.07.28

インドのリライアンス・インダストリーズ、WiMAX導入を検討 – LTEから一転

インドで携帯通信事業に新たに参入したリライアンス・インダストリーズは、これまでTD-LTEを選定するとみられていたが、ここにきてWiMAXの採用を検討しているという。

シンガポール、フィリピン、タイの3G周波数事情

インドの3G周波数オークションの過熱は記憶に新しいが、東南アジア地域でもさまざまな動きがはじまっている。

2010.07.27

ワイヤレス業界がサンフランシスコ市を訴え

先月、サンフランシスコ市では携帯電話機を販売する場合に機種ごとにSAR(比吸収率)の表示を義務付ける条例が可決されたが、ワイヤレス業界団体CTIAは「この条例はFCCの標準に反している」として施行差し止めを狙いとした訴訟を起こした。

2010.07.26

欧州編(1)EUが大きな役割を果たす欧州携帯電話市場

欧州は世界の人口の約10%を占める巨大な市場であり、言葉、文化、宗教の異なる42カ国から構成される地域である。このような数多くの国から構成される欧州は、陸続きで移動が容易でありながら制度が国ごとに異なり、携帯キャリアも国ごとに別々に存在するという、北米やアジア市場とは異なった特徴が存在する。欧州編第一回では、欧州市場の概要と、欧州を理解する上で重要なEUの役割を説明する。

2010.07.22

テレフォニカ、ブラジルセルの株式買い取りを断念

スペインのテレフォニカは、ポルトガル・テレコムの持つブラジルセル株買い取りを断念した。74%の株主がテレフォニカの提案を受け入れていたにもかかわらずポルトガル政府が拒否権を行使したことに対し、欧州司法裁判所がこれを不当とする判断を示しており、行方が注目されていた。

2010.07.21

ノキア シーメンス、モトローラの通信機器部門を現金12億ドルで買収へ

この買収が成立すれば、ノキア シーメンスはチャイナ・モバイル、ベライゾン、スプリント、KDDIなど、モトローラの顧客50数社を引き継ぐことになる。

2010.07.20

中南米編(3)対照的な中南米の二大市場、ブラジルとメキシコ

中南米で最大市場のブラジルと、第二位のメキシコは、いずれもアメリカ・モビルとテレフォニカの競合を軸としながらも、前者は「アメリカ型」拮抗状態、後者は「日本型」独占的状態という異なる競合環境にある。両者ともに、これまでは携帯音声サービスを提供してさえいればどんどん成長できていたフェーズがそろそろ終わりに近づき、固定と携帯の統合を中心として次の時代への模索を開始している。

2010.07.15