和室は、その姿を変えながら、力強く日本人の暮らしとともにあり続けた。その力強さの秘密はどこにあったのか。新・和室学のシリーズ第6回は、日本の住宅の近代史をフィールドにされてきた神奈川大学建築学部長である内田青蔵さんにその答えをお聞かせ頂きたいと思う。
2022.05.23
新・和室学のシリーズ第5回では、京都大学教授で都市史がご専門の中嶋節子さんにいらしていただき、開放される和室の例と、それが未来の私たちの暮らしの空間のあり方に与える示唆についてお話いただきます。
2022.04.18
新・和室学のシリーズ第4回は、東海大学教授・小沢朝江さんをお招きいたします。小沢朝江さんは、近世を中心とする和室の代表的な研究者で、テレビの教養番組でも、有名な和室の解説をされています。その小沢さんのユニークな説が「和室はラッピング空間だ」というもの。
2022.03.09
新・和室学のシリーズ第3回は、私たちの和室研究会のメンバーの中でも、特に茶の湯と和室の関係について造詣の深い、京都建築専門学校副校長の桐浴邦夫さんをお招きいたします。
2022.02.15
和室は世界に誇る日本の文化である。東京大学大学院工学系研究科特任教授・松村秀一氏が塾長を務める「新・和室学―世界で日本にしかない空間文化」第2回のご案内です。
2022.02.04
和室は世界に誇る日本の文化である。今回、東京大学大学院工学系研究科特任教授・松村秀一氏が塾長を務める「新・和室学―世界で日本にしかない空間文化」をここに開講いたします。第1回、ゲストは奈良女子大学教授・藤田盟児氏(建築史)。テーマは、《日本にしかない空間「和室」の起源を考える-それは「平等」から始まった》です。
2022.01.14
和の強みは様々に繰り返し伝えられているが、同じくらい弱点もあると考えるべきだ。日本人が得意ということになっている「高品質」は、ある閾値を超えると「過剰品質」に転じる。高品質は強みかもしれないが、過剰品質は「適度な品質で低価格な商品」に絶対に勝てない。新しい和のサービスや和の事業は、強みと弱点をリフレーミングすることから生まれてくるはずだ。
2021.06.25