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科学

⑤スタッフ個人の興味をチームに還元してもらう方法

それぞれのスタッフの興味を、研究グループの大きな目標の中で位置づけることが、スタッフのモチベーションを維持するためには重要である。一研究者であるそれぞれのスタッフにとっても、グループの目標への貢献の中で、自分の専門を広げることに繋がり、長期的なメリットが大きい。

2017.05.08

④自分は「敵」に チームワークの作り方

私は異分野融合によって新しいものを生み出そうとしている。そのため研究プロジェクトには、生物、情報、化学、物理など、バラバラの分野の人を選ぶことが多い。共通のバックグラウンドのない人同士でチームワークを築くために重要なことは、共通言語を作ること、そして無理のある状況を共有することである。

2017.04.18

⑧生命の移動

生命はどうして移動するのだろうか。生命にとって移動とは、狭く捉えればリスクであり、広く捉えればリスク分散であると言える。

2017.04.14

⑦自律型無人探査機による海底調査

海洋研究開発機構(JAMSTEC)には、深海巡航探査機「うらしま」や、「じんべい」「おとひめ」「ゆめいるか」などの深海探査機がある。これらの探査機は、自律型無人探査機AUV(Autonomous Underwater Vehicle)と呼ばれ、あらかじめプログラムされたコースを、障害物を避けながら自律して航行し、与えられたミッションを行う。

2017.03.31

⑥新規事業開発のための1冊『スラムダンク』

「断固たる決意」とは、スラムダンクの中で主人公率いるバスケットボールチームが超・強豪校に立ち向かう際の言葉である。高井にとってみれば、地球外探査とは、まさに超・強豪なわけだが、そうした敵に立ち向かうには「何があっても折れない」決意が必要であるという。

2017.03.16

③h-index 研究におけるWebサービスの使い方

研究者のキャリアについて考えた時、いい論文を書くだけでなく、それをいかにアピールするかということが非常に重要になってきている。例えば、ある大学ポストの公募の時必ず参照されるのが、webサイト「web of science」で測定されるh-indexという指標である。

2017.03.03

②生物が観る世界、自動車が見る世界

人工知能は生物と環境の関わり方を探求する学問とも言えます。関わり方、と言っても、二つのものの関係というよりは、生物は環境の中にいて行動するわけですから、海流の中で魚が泳ぐように、「一緒に一体となってダンスする関係」と言うこともできます。

2017.02.20

⑤「新しいことを知りたい」という思いが科学を前進させる

研究プロジェクトは国民の税金によって成り立っているが、しかし高井によれば、科学者は社会的利益を目指しているのではなく「新しいことを知りたい」という自己欲求に突き動かされて研究を行うのだという。

2017.02.16

④アメリカが科学の世界のNo.1で居続ける理由

地球外生命の探索には最低でも700億円必要であると言われる。そして、もしこのプロジェクトが実現したとしても、地球外生命の発見は約束されているわけではない。こんなリスクの多いプロジェクトの実現は、遠い夢であるように思われる。

2017.02.07

③生命の起源はいつか・生命とは何か

生命の起源とは、非生命から生命へと境界線を飛び越えた瞬間であるが、しかし地球上でその境界線が飛び越えられた瞬間はたった一度しかなかったのか、それとも何度もあったのか。

2017.02.03

②5年で素人に戻れ 研究開発の方法論

研究プロジェクトは5年で人もテーマも新しいものに変える「スクラップ&ビルド方式」を取っている。これは、研究をしていく上で、常に素人でいることが大切だと考えているからだ。

2017.01.27

②深海微生物の研究から宇宙生物の探索へ

海洋研究開発機構(JAMSTEC)に所属し、深海微生物を研究することが高井の本業である。しかしJAMSTEC内部の様々な部署、ひいてはJAXAや国立天文台からも要請を受け、国家規模の大規模プロジェクトをリーダーとして盛り上げていくという役割をもつオーガナイザーでもある。

2017.01.21