WirelessWire News Technology to implement the future

by Category

冥王星 イメージ

④アメリカが科学の世界のNo.1で居続ける理由

2017.02.07

Updated by Ken Takai on February 7, 2017, 06:00 am JST


地球外生命の探索には最低でも700億円必要であると言われる。そして、もしこのプロジェクトが実現したとしても、地球外生命の発見は約束されているわけではない。こんなリスクの多いプロジェクトの実現は、遠い夢であるように思われる。しかしこれに匹敵するプロジェクトを実現してきたのがアメリカであり、ニューホライズンによる冥王星到達も耳に新しい。高井によれば、ニューホライズン実現の一番の理由は、「常に新しいことをやり続ける」というアメリカの意地と国民性にあるという。

SCHOLAR.professor「新事業を創造するためのメソドロジー (手法) を学ぼう」理工系一流研究者から学ぶ、価値創造プロセスを革新するための講義とディスカッション
http://scholar.tokyo/
第7回 2015年7月13日(月)19:30~22:00
地球生物学者 高井 研

WirelessWire Weekly

おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)

登録はこちら

高井 研(たかい・けん)

国立研究開発法人 海洋研究開発機構 深海・地殻内生物圏研究分野 分野長
超好熱菌の微生物学、極限環境の微生物生態学、深海・地殻内生命圏における地球微生物学を経て、現在は地球における生命の起源・初期進化における地球微生物学および太陽系内地球外生命探査にむけた宇宙生物学を探求。
著書に『生命はなぜ生まれたのかー地球生物の起源の謎に迫るー』(幻冬舎)、『NHKサイエンスZERO 深海で生命の起源を探る』(NHK出版)、『微生物ハンター 深海を行く』(イーストプレス)など。
National Geographic日本版webにて連載『青春を深海に賭けて』:
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20110518/270393/