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Androidの急伸を裏付ける調査結果が米国で発表、国内市場はどうなる?

2010.04.08

Updated by WirelessWire News編集部 on April 8, 2010, 11:40 am JST

comScore Reports February 2010 U.S. Mobile Subscriber Market Share
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NTTドコモの「Xperia」の発売やソフトバンクモバイルの「HTC Desire」の予約受付、KDDIの「IS01」の発表──。米グーグルのAndroid端末が、国内の携帯電話市場でにわかに存在感を増してきた。今後、Androidはその地位を固めていけるのだろうか。それを占う数字が、スマートフォン先進国とも言える米国市場の調査結果から見えてきた。

「米国のスマートフォン市場では、Android搭載端末の伸びが他のプラットフォームを大きく上回る」。これは米comScore社が4月5日に発表した携帯電話の市場シェア調査の結果だ。2009年11月と2010年2月の調査を比較すると、米グーグルのAndroidは5.2ポイント増の9%までシェアを伸ばし、伸び率では他を引き離す勢いを見せた。

2010年2月の米スマートフォン市場のシェアは、BlackBerryのカナダRIMが42.1%で首位、米アップルが25.4%、米マイクロソフトが15.1%と続き、グーグルの9.0%は第4位。一方、2009年11月からのシェア増減で見ると、グーグルが5.2ポイント増でトップを獲得した。続くRIMは1.3ポイント増だが、アップルは0.1ポイント、マイクロソフトは4.0%のマイナスとなった。

同調査によると、米国のスマートフォン市場全体は2月末で4540万台。2009年11月から2010年2月の3カ月で21%の増加を見せているという。Android端末はまだシェア自体は大きくないものの、スマートフォン市場の成長の一端を確実に担うようになってきたことがわかる。

2009年12月に発行された「スマートフォン利用動向調査報告書2010」(インプレスR&D刊、モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)スマートフォン推進委員会監修)によると、国内の2009年のスマートフォン利用機種としては、iPhone 3G、iPhone 3GSがそれぞれ24.6%、21.5%で1位と2位を占めており、Android端末は10位にNTTドコモの「HT-03A」が2.3%で登場した段階だった。しかし、その後のAndroid端末への反響を見ると、2010年にはより大きなシェアを占めることは間違いなさそうだ。

米国ではBlackBerryが磐石の1位であり国内とは状況が異なるが、その中にあってAndroidのシェアは急伸している。強敵がiPhoneシリーズだけの国内では、なおさらAndroidが急速に市場に浸透する可能性は高いといえる。

【報道発表資料】
comScore Reports February 2010 U.S. Mobile Subscriber Market Share
【参考資料】
『スマートフォン利用動向調査報告書2010』を12月11日に発売(インプレスR&D ニュースリリース)
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