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バッファロー、iPadユーザーなどに向けてドコモ回線で使える「ポータブルWi-Fi」を発売

2010.05.26

Updated by WirelessWire News編集部 on May 26, 2010, 10:20 am JST

ポータブルWi-Fi「DWR-PG」
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NTTドコモが5月18日に開催した2010年夏モデルの発表会でその姿が明らかになっていたポータブル無線LANルーターが、ついに正式に発表された。バッファローが5月25日に発表したポータブルWi-Fi「DWR-PG」がそれである。NTTドコモのSIMカードを挿入することでFOMAのデータ通信が可能で、端末機器とは無線LANで接続可能。無線LAN機能を搭載したゲーム機や携帯情報端末などを、場所を選ばずにインターネットに接続できるようになる。

バッファローのニュースリリースは、まずタイトルから「WiFi版iPadに最適! NTTドコモ対応〈ポータブルWi-Fi〉」と刺激的な文字が並ぶ。3GモデルにソフトバンクモバイルのSIMロックがかかっていることが判明した米アップルのiPadで、NTTドコモの3G回線を使えることを第一にアピールしているわけだ。確かにiPadをFOMAのエリアを生かして通信するには、現時点ではこれが1つの最適解だろう。

ポータブルWi-Fiは、バッファローがNTTブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)と共同で開発した製品。NTTBPが開発した、接続するインターネット回線を自動的に切り替えられる「コグニティブ機能」を搭載する。これにより、3Gデータ通信、公衆無線LANサービス、有線のブロードバンド回線の3系統を自動的に切り替える。ユーザーは意識することなく、状況に応じた最適なインターネット接続環境を得られる。無線LAN端末は同時に6台まで接続可能。最長6時間の連続通信が可能という。

3Gデータ通信はFOMAハイスピードに対応し、最大下り7.2Mbps、上り5.7Mbpsの通信が可能。無線LANチップは2系統用意し、インターネット側はIEEE802.11a/b/gに、LAN側はIEEE802.11b/gに対応する。これにより、公衆無線LANスポットでも、無線LAN端末とアクセスポイントの間をポータブルWi-Fiを介して無線LANで通信できる。有線のブロードバンド回線は、充電スタンドを兼ねた付属のクレードルのLANポートに接続する。帰宅して充電すると同時に、ポータブルWi-Fiは有線のブロードバンドを経由してインターネットに接続し、3Gよりも高速な通信が可能になる。

3G回線の利用には、NTTドコモとの契約が必要で、月額料金の上限が5985円(キャンペーン期間中は4410円)の「定額データプラン スタンダードバリュー」に対応する。ポータブルWi-Fiの製品価格は3万7000円で、6月24日に販売を開始する。iPadをソフトバンクモバイル以外の3G回線で使おうと思うと、エリアの充実といった利便性と引き換えに、初期費用がかさむことになりそうだ。

【報道発表資料】
WiFi版 iPadに最適! NTTドコモ対応〈ポータブルWi-Fi〉

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