WirelessWire News Philosophy of Safety and Security

by Category

NTT東日本、モバイルWi-Fiルーターを月315円で提供、SIMロックありとなしを用意

2010.05.27

Updated by WirelessWire News編集部 on May 27, 2010, 10:20 am JST

NTT東日本は5月25日、同社の「フレッツ光」ユーザーに向けて、モバイルWi-Fiルーター「光ポータブル」を6月下旬からレンタルで提供するとアナウンスした。光ポータブルには、SIMロック版とSIMロックフリー版を用意する。光ポータブルのレンタル料金は、月額315円である。

NTT東日本は5月14日、決算発表の席上で光ポータブルの提供に言及していた(関連記事:iPadによる市場拡大に期待感、3G通信できるモバイルルーターが続々登場へ)。今回の発表で、具体的な内容が示された。同社は、インターネット利用端末の多様化と、無線LAN端末の急速な増加に伴ない、これらの端末を宅外に持ち出して使うニーズの高まりに応えるための施策と説明する。

光ポータブルは、同日にバッファローが発表したポータブルWi-Fi「DWR-PG」と仕様や外観がほぼ同じ(関連記事:バッファロー、iPadユーザーなどに向けてドコモ回線で使える「ポータブルWi-Fi」を発売)。6台までの無線LAN端末を接続でき、最大6時間の連続通信が可能といった具合だ。バッファロー製品との大きな違いは、光ポータブルにはNTTドコモのSIMを利用するSIMロック版と、通信事業者を自由に選べるSIMロックフリー版があること。SIMロックフリー版を利用すれば、国内だけでなく海外でも現地の事業者のSIMカードを挿して利用できる。通信方式はW-CDMAで、800MHz帯、1700MHz帯、2100MHz帯の3つの周波数に対応している。

同時に、6月1日から公衆無線LANサービス「フレッツ・スポット」の料金改定も発表した。同社のフレッツ・アクセスサービス契約者には月額210円でサービスを提供する。現行は月額840円であり、大幅な料金値下げにより利用拡大を目指す。フレッツ光ユーザーにとっては、月額525円のワンコインでモバイルWi-Fiルーターと公衆無線LANサービスを利用できるようになる。

米アップルのiPad発売を5月28日に控え、モバイルWi-Fiルーターの発売が相次いでいる。直近でも日本通信、バッファローと今回のNTT東日本が新製品の提供をアナウンスしている。このジャンルの製品としては老舗になる「Pocket WiFi」を提供するイー・モバイルも新規ユーザーの基本料金を割り引くキャンペーンを開始し、これに応戦する。2010年はiPadの発売とともに、モバイルWi-Fiルーターがブレイクした年として記憶に残ることになる可能性が高くなってきた。

201005271020-1.jpg

【報道発表資料】
フレッツによる無線LAN利用促進の取組みについて

WirelessWire Weekly

おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)

登録はこちら