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iPhone/iPadユーザの広告クリック率が急増中

2010.08.12

Updated by WirelessWire News編集部 on August 12, 2010, 11:30 am JST

モバイル広告最適化プラットフォームを提供している米国のSmaato社が7月のモバイル利用者の広告に対する反応を調べて発表した。Smaato社は世界の40のモバイル・アドネットワークからの160億のアド・リクエストを解析している。

Highlight Chart: Smaato Index - Operating System CTR (Click Through Rates) USA, July 2010
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米国のBlackBerryユーザは広告をほとんどクリックしないが、Symbian搭載電話機の所有者は他のプラットフォームよりも格段に広告クリック率(CTR)が高い。SymbianユーザのSmaato Index(相対的な比較ができるよう、全OSのCTRの平均が100になるように標準化した指標)は、米国で235、グローバルでは145で断トツ。一方BlackBerryは米国で42、グローバルで31と、いずれも最下位となっている。

この傾向(Symbianが高く、BlackBerryが低い)は、過去の調査と同じらしいが、7月の調査でiPhone/iPad利用者のCTRが急増していることが分かったという。5月の調査では73だったSmaato Indexが7月には140と、ほぼ倍増している。

Smaato社の発表には、この激増の理由に対する分析はないが、iPadに対する魅力的な広告が増えているためではないかと見ている記事もある。AndroidのSmaato Indexは7月には103なので、言わば平均的なクリック率ということになる。

ヨーロッパでは最もCTRが高いのはWindows電話機で、Smaato Indexは170。iPhone/iPadの137が2位、最下位はPalmの15で、低い方からみるとAndroidが41、BlackBerryが82となっている。

SymbianのCTRは米国でもグローバルでも首位なのだが、Smaato Indexは米国では6月の329から7月は235へと激減している。それを補うようにiPhone/iPadのCTRが増えていることになる。

Android端末も8月13日に米国で発売開始されるDellのStreakは5インチディスプレーで、4.3インチのものも増えており、スマートフォンのハードウェアにディスプレーの大型化の傾向が見られる。iPadの広告クリック率が高いことが本当ならば、広告主やパブリッシャーにとっては、今後、CTRが増加していくことを暗示する好ましい傾向なのかもしれない。

【参照情報】
Apple significantly increases mobile advertising performance across the globe(Smaato社発表資料)
iPhone Users Now Click on More Ads - Blackberry Users Still Ignore Them(ReadWriteWeb)

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