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iPad Wi-Fi版、中国でも正式発売へ - アップル、巨大市場へ本格進出の構え

2010.09.14

Updated by WirelessWire News編集部 on September 14, 2010, 12:33 pm UTC

Apple - iPad(中国)
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アップル(Apple)は米国時間13日、今月17日から中国でWi-Fi対応のiPadを発売すると発表した。同社は中国に2店舗あるApple Storeならびに一部の代理店を通じて同端末を販売する。これまで中国市場では、ブラックマーケット経由でしかiPadを入手できなかったが、今回の正式販売開始でiPadの売上増加が見込まれる。

今回発表となるiPadの価格設定は、16GBモデルが3988元(590ドル)、64GBモデルが5588元(826ドル)と、米国での499ドル〜699ドルという価格に比べて高いものの、1000ドル以上で取引されているブラックマーケットでの流通価格に比べればかなり低くなる。

また3G対応iPadの発売時期は未定だが、現在中国でiPhone 3Gと3GSを取り扱っているチャイナ・ユニコム(China Unicom:中国聯通)がiPadについても取り扱いに興味を示しているという。さらに、6月に発表されたiPhone 4についても投入時期は明らかになっていない。

なお中国は現在ユーザー数で世界最大の携帯電話市場だが、調査会社Analysis Internationalによると、今年第2四半期の中国スマートフォン市場におけるアップルのシェアは7.1%で第5位。シェア順では1位ノキア(Nokia:シェア27%)、2位サムスン(Samsung:18%)、3位モトローラ(Motorola:14%)、4位ソニーエリクソン(Sonny Ericsson:9%)の各社に続く形となっている。また調査会社IDCによれば、中国市場では2010年に約2600万台のスマートフォンが販売される見込みだという。

アップルでは来年末までに、中国であわせて25店舗のApple Storeを新たに開店させる計画で、現在パソコンの出荷台数で1%以下のシェアに留まっている同市場に本格的な参入を進めていく考えを示している。

【参照情報】
Apple Brings Its iPad to China - Wall Street Journal
iPad Wi-Fi Models Available in China on September 17 - プレスリリース
iPad追撃を狙うメーカー各社、Android端末を発表へ - タブレット市場の争いが本格化
中国のモバイルインターネット人口、「5年後までに8億人」 - 元グーグル責任者が予想

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