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NTTドコモのLTEサービス「Xi」は月間5GBまでの準定額、超過分は2GBごと加算

2010.11.09

Updated by WirelessWire News編集部 on November 9, 2010, 10:20 am UTC

▼Xiのキャンペーン料金を発表する山田社長。月額4935円でXiを存分に試して欲しいと言う。
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NTTドコモは2010年11月8日、2010年12月から提供するとアナウンスしていたLTEサービス「Xi」(クロッシィ)の詳細を発表した。サービス開始は2010年12月24日。料金は2年契約プランで5GBまで6510円、超過分は2GBごとに2625円となる準定額を採用した。併せてXi向けのデータ通信端末を2機種提供することも発表した。

料金は、2年契約の「Xiデータプランにねん」が月間5GBまでの利用で月額1000〜6510円、1年契約の「Xiデータプラン」が同じく5GBまでで月額2470〜7980円となる。5GBを超過した場合は、2GBごとに2625円が加算される。この料金体系について、NTTドコモの山田隆持社長は「現行のFOMAの利用者では、月間5GB以下のユーザーが99.6%を占める。Xiの提供でその割合は少し下がるかもしれないが、ほとんどのユーザーには定額と同じように使ってもらえる」と説明した。

また、2010年12月24日のサービス開始から2012年4月30日の約1年半にわたり、定額かつ上限額を引き下げるキャンペーンを実施することも明らかにした。キャンペーン期間中は、上限額がXiデータプランにねんの場合で4935円、Xiデータプランでも6405円に引き下げられる。さらに、5GBを超過した場合の加算料金も不要になるため、2012年4月30日までは安心して定額料金で利用できる。山田社長は、「たくさんのユーザーにLTEを使ってもらいたい。そのために利用しやすいキャンペーン料金を設定した」と、積極的にXiユーザーを確保したい意気込みを見せた。

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▼Xiのデモ。10MHz帯域で最大75Mbpsのデモを行っていた。パソコン上のインジゲータを見ると、50Mbps程度の実効速度が得られていることがわかる。
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端末は、USB型の「L-02C」とExpressCard型の「F-06C」発表。L-02Cは12月から、F-06Cは2011年4月から販売する予定だ。いずれもLTEと3Gのデュアル端末で、Xiのエリア外ではFOMAデータ通信端末として利用できる。山田社長は、2011年早々にはLTE版のモバイルルーターを、2011年後半には音声通話も可能な携帯電話型の端末も提供する予定であることを明らかにした。

LTEの位置付けについて、山田社長は「高速・大容量・低遅延がLTEの3つのメリット。周波数もHSPAより3倍の有効活用ができる。これからはLTEを主力としてネットワークを増設する。トラフィックの高い地域では、今後は原則としてHSPAを増設するのではなくLTEを導入するのが基本的な指針になる」と、データ通信のインフラとして中心的な存在になることをアピールした。データ通信速度は、下り最大37.5Mbpsで一部の屋内施設などで下り最大75Mbpsとなる。他事業者から42MbpsのDC-HSDPA方式のサービスが登場していることについては、「他社は10MHz帯域で42Mbpsだが、ドコモのXiならば半分の5MHzで37.5Mbpsのサービスが提供できる。10MHz帯域があれば75Mbpsを提供できる」と、周波数利用効率の高さを例にアドバンテージを示した。

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