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ルネサス、1600万画素・フルHD動画対応の携帯電話カメラ向けLSIを発表

2011.01.06

Updated by WirelessWire News編集部 on January 6, 2011, 10:30 am JST

1月5日、ルネサス エレクトロニクスは、スマートフォンおよびハイエンド携帯電話端末向けに、1600万画素での写真撮影とフルHD(1920×1080画素)での動画撮影に対応した組込みカメラ向けシステムLSI「CE150」を発表した。同日よりサンプル出荷が開始されている。新製品のサンプル価格は1個4,000円、量産は2011年3月から月産100万個で開始する計画。

携帯電話組込みカメラ向けシステムLSI「CE150」
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CE150は、最大1600万画素の高解像度で、ノイズ除去機能やルネサス独自の1枚超解像技術の採用により、従来よりも高品質かつ高画質な画像の撮影が可能。また、画像処理回路の改良により、1秒間に15フレームと従来品に比べ約5倍の連写速度を実現した。オプションのファームウェアの搭載により、手ぶれ補正、笑顔検出、オブジェクトトラッキングなどの機能に対応可能。

また、従来は入力インターフェイスにのみだったMIPI CSI-2(カメラ機器向け高速シリアルインターフェイス)規格を出力インターフェイスにも加え、入力用2レーン、出力用2レーンの合計4レーンを採用。画像データを低電力・低EMI(Electro Magnetic Interference:電磁波ノイズ)で転送できる。出力データは、YUV422、YUV420、JPEG圧縮データ、RAW(バイナリ)に対応している。

同社の「CEシリーズ」は、2003年から展開されている携帯電話のカメラ向けLSI。デジタルカメラ並のカメラ機能を搭載したハイエンド携帯電話向けのLSIとして、2010年12月末現在で累計5000万個以上出荷されている。CE150については、「スマートフォンを含むハイエンド携帯電話端末向けのカメラ用システムLSI」として位置づけ、積極的に拡販活動を展開していく計画。同社は500万画素から1600万画素までのハイエンド携帯電話向けカメラ用LSIの市場において、2009年度に15%のシェアを2012年度には30%へ高めることを目標としている。

【報道発表資料】
業界トップクラスの1600万画素対応と高速連写を実現する 携帯電話組込みカメラ向けシステムLSIの発売について

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