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[2011年 第2週]契約純増はソフトバンクが9カ月連続トップ、ドコモ&DNP陣営の電子書籍がスタート

2011.01.17

Updated by WirelessWire News編集部 on January 17, 2011, 10:00 am JST

成人の日を月曜日として始まった先週は、海外のコンシューマエレクトロニクスショー(CES)の話題や、VerizonによるiPhone発売などのきらびやかなニュースの影で、国内では引き続き落ち着いた1週間となった。

UQの普及が本格化

落ち着いた中で、大きなニュースは携帯電話などの契約数の発表。電気通信事業者協会(TCA)による2010年12月末の携帯電話・PHSの事業者別契約数では、携帯電話の純増は32万4900を獲得したソフトバンクモバイルが引き続き大差でトップを守った。2010年4月以降は9カ月連続で危なげなく純増首位を守り、ニュースのネタにもならなくなってきた。NTTドコモは16万9600、KDDIは9万5400,イー・モバイルは7万1400だった。

201101171000-1.jpgPHSのウィルコムは、契約数が364万7800で、4万3500の純減となった。BWA(ブロードバンドワイヤレスアクセス)ではUQコミュニケーションズが続伸。12月は単月で8万9200の純増となり、11月の6万1900の純増記録を大きく上回る純増を獲得した。累計の契約数は52万4400と、50万の大台に乗せることになった(関連記事:UQは50万契約突破、PHSは純減続く--2010年12月の携帯電話契約数)。

「だれとでも定額」で失地挽回を図りたいウィルコムは、だれとでも定額の月額料980円をキャッシュバックする紹介キャンペーンを開始した。紹介元および紹介先の双方の月額料が、3カ月間無料になる。最大の5件まで紹介すると、15カ月にわたって月額料が無料でだれとでも定額を使える。店頭キャンペーンに加えて、キャッシュバックによる新規ユーザー獲得を狙う(関連記事:ウィルコム、「誰とでも定額」の普及に月額料無料の紹介キャンペーン)。

プリペイド携帯電話の契約が最も多いソフトバンクモバイルは、振り込め詐欺対策としてコンビニエンスストアでのプリペイド携帯電話の新規契約の販売を終了すると発表した。2月末までに現行の新規契約方式を終了する計画だ。一部コンビニエンスストアで販売された同社のプリペイド携帯電話が不正に新規契約され、振り込め詐欺に利用されたことが判明したためという。プリペイド携帯電話は2010年末で123万8700契約がり、その中の81万6500契約をソフトバンクモバイルが占めている。コンビニでの手軽な購入ができなくなることで、国内のプリペイド携帯電話市場に変化が起こる可能性がありそうだ(関連記事:ソフトバンク、振り込め詐欺対策でプリペイド携帯のコンビニ販売を終了)。

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ドコモなどの電子書籍ストアが始まる

ドコモのスマートフォンに向けた電子書籍ストアが本格稼働する。NTTドコモ、大日本印刷(DNP)、CHIおよび、3社の共同事業会社であるトゥ・ディファクトは、電子書籍ストア「2Dfacto」を1月12日に開設した。DNPが提供している電子書籍サービス「honto」(ホント)を利用した電子書籍ストアで、開設当初はhontoのコンテンツから文芸書・コミックを中心とした2万点の電子書籍を販売する。

201101171000-2.jpg利用できる端末は、NTTドコモのスマートフォンおよびブックリーダー端末。販売中のXperia、GALAXY S、GALAXY Tab、LYNX 3D、REGZA Phoneの5機種のスマートフォンに加えて、ブックリーダー端末として1月21日発売予定の「ブックリーダー SH-07C」と、2月発売予定の「Optimus chat L-04C」を用意する(関連記事:NTTドコモと大日本印刷、電子書籍ストア「2Dfacto」を1月12日開設、専用リーダーも発売)。

スマートフォンの利用実態に関する調査の発表もあった。カカクコムが同社の「価格.com」サービスのID登録をしているユーザー1万360人から回答を得たもの。スマートフォン所有率は、「スマートフォンのみを持っている」が16.3%、「普通の携帯電話とスマートフォンを持っている」が13.0%で、合計29.3%が回答者の中でスマートフォンを所有する割合だった。

利用しているスマートフォンの満足度を尋ねた設問では、「非常に満足」が28.3%、「やや満足」が41.4%で、これらの合計は69.4%と7割近くにもなる。一方で、不満の項目を尋ねたところ、ダントツの1位が「バッテリーの耐久性」だった。63.0%の利用者がバッテリーの耐久性に不満を持っているという結果だった(関連記事:スマートフォンは利用者の約7割が満足、不満点は「バッテリー」)。

デジカメとスマートフォンを連携させた新しい活用法がオリンパスから提案された。デジカメで撮影した写真をスマートフォンなどに送信できるコミュニケーションユニット「OLYMPUS PNEPAL PP-1」(以下PP-1)を発売。マイクロ一眼の新製品「OLYMPUS PEN Lite E-PL2」用の周辺機器として提供する。

201101171000-3.jpgPP-1は、アクセサリーポート2に装着して使うBluetooth通信ユニットで、Bluetooth対応のスマートフォンやPP-1を装着したカメラ同士でJPEG画像の通信が可能だ。撮影後すぐに送信できるので、他の人との写真の共有や、スマートフォンを介したSNSへの写真のアップロードなどに活用できる(関連記事:オリンパス、「OLYMPUS PEN」で撮影した写真をスマートフォンに送る通信ユニット)。

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キャリアーの動き、いろいろ

そのほか、先週のキャリアーの動きなどを見ていこう。利用者を着実に伸ばしているUQコミュニケーションズは、海外事業者とのWiMAX相互利用サービス「WORLD WiMAX」の対象地域に韓国を加えると発表した。韓国KTとの連携による相互利用サービスで、1月14日に提供を開始した。利用できるエリアは、ソウル、プサン、インチョン、テジョン、クァンジュ、テグ、ウルサンなど韓国内の25都市(関連記事:韓国でもWiMAXが利用可能に、UQが相互利用の対象地域を拡大)。

201101171000-4.jpgKDDIとNECは、KDDIのauインフラを利用して、3周波数対応RFID機能搭載携帯電話を利用したモバイルクラウドサービスを共同で展開するための業務提携を発表した。サービスの提供開始は2011年3月の予定。この提携は、両社が5月に発表した「RFID機能を搭載した携帯電話で利用するクラウドサービスへの取り組み」が具現化したものとなる(関連記事:RFID機能搭載携帯を利用したモバイルクラウドサービスを展開するKDDIとNEC)。

NTTドコモは、環境センサーネットワークのセンサーを全国2500カ所に配置完了し、1月14日に商用提供を開始することを発表した。気象および花粉の実況情報を全国レベルで提供する。気象予報会社を介して予報情報としてコンシューマに届けられほか、一般のユーザー向けにはNTTドコモが「ドコモ花粉ライブ!」として花粉情報の簡易閲覧サイトを提供する(関連記事:NTTドコモ、環境センサーを全国展開し、気象や花粉の情報提供へ)。

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2010年12月末の携帯電話の加入数は、日本の人口にほぼ肩を並べる1億1706万加入だった。TCAのWebサイトでは、1996年1月の携帯電話の加入者数のデータまでさかのぼれる。今年の新成人が5歳だったころだ。そのときの自動車電話・携帯電話の加入者数は866万9600。携帯電話は東京都の人口にも満たない一部の人のものだった。そんな時代がつい15年前にあったのだ。

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