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2月の移動電話国内出荷実績、前年比3割以上減となる大きなマイナス

2011.04.12

Updated by Naohisa Iwamoto on April 12, 2011, 16:56 pm JST

電子情報技術産業協会(JEITA)は、2011年2月の移動電話国内出荷実績を発表した。それによると2月の移動電話全体の出荷は196万8000台で、前年同月比は65.1%という低い水準。1月の出荷も前年同月比で94.4%であり、2カ月連続のマイナスになった。

▼移動電話国内出荷実績推移
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2月の出荷を品目別に見ると、携帯電話は前年同月比62.2%と4割近い落ち込みとなる184万2000台だった。一方で公衆用PHSは前年同月比209.5%と倍増以上の勢いで、12万6000台を出荷した。移動電話全体では前述したように前年同月比65.1%と3割以上の出荷減で、「春商戦に向けての出荷が振るわなかった」とJEITAではコメントしている。ワンセグ搭載製品は146万1000台で前年同月比64.1%、ワンセグ搭載率は79.3%だった。

前週に発表された電気通信事業者協会(TCA)の携帯電話の契約数の統計では、3月末で130万を超える大きな月間純増を記録している(関連記事:3月の携帯純増は130万超の大記録、ドコモはソフトバンクに肉薄、UQとウィルコムも躍進。1カ月のずれがあるが、製品の出荷と契約状況に開きが見られる数字になった。さらに3月以降は、大震災の影響で製品出荷にブレーキがかかることも考えられる。

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。