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ドコモのスマホ夏モデルのポイントをチェック、価格は実質1万~3万円台で

2011.05.16

Updated by Naohisa Iwamoto on May 16, 2011, 17:01 pm JST

NTTドコモは2011年5月16日、夏モデルのスマートフォン新製品9機種を発表した(関連記事:NTTドコモ、スマートフォン9機種、Xi対応ルーター2機種など夏モデル24機種を発表)。新製品各モデルの特徴を紹介する。

▼ドコモのスマートフォン夏モデル
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夏モデルスマートフォンの全体を整理すると、BlackBerry端末を除くAndroid端末全8機種が、最新のAndroid 2.3を搭載していることが第一のトピック。高速化したFOMAハイスピードの14Mbpsに対応するものが6機種と、通信性能も向上している。国内ユーザーを意識した機能としては、おサイフケータイが5機種、ワンセグが同じく5機種、赤外線通信が6機種となる。安心して使える防水対応も3機種、またスマートフォンをモバイルWi-Fiルーターとして使えるテザリングに対応する製品も7機種を数える。

端末の価格帯は、販売店が決めるものとしながら、NTTドコモのおよそのもくろみを紹介した。それによると、月々サポートの割引を適用した後の実質販売価格は、「9機種とも3万円台半ば以下とみている。3万円台が2機種、2万円台が6機種、残る1機種は1万円台。機能はしっかり付いていながら、買っていただきやすい価格になっていると思う」(NTTドコモの山田隆持社長)と説明する。

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人気モデルをブラッシュアップ、高機能な4機種

まず、これまでにドコモが提供した人気スマートフォンの兄弟モデル、後継モデルとなる製品が4機種ある。これらは高機能なスマートフォンであり、各社のフラッグシップ機が並ぶラインアップとも言える。

●GALAXY S II SC-02C
GALAXY Sの後継機となるサムスン電子のスマートフォン。4.3インチと大型化した超高精細の「SUPER AMOLED Plus」ディスプレイを搭載する。CPUは1.2GHzデュアルコアCPUで、アプリなどの操作もスムーズになる。GALAXY Sよりも1mm薄い8.9mmボディに、海外ベンダーのスマートフォンでありながらワンセグも搭載する。発売は6月下旬を予定。

▼4.3インチの高精細ディスプレイを搭載するGALAXY S II
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●MEDIAS WP N-06C
3月に発売して以来好評のMEDIASの防水タイプ。防水機能を備えながら7,9mmと超薄型をキープ、防水タイプでは世界最薄のスマートフォンだという。重さも113gと軽量に仕上げた。ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信を備えているのもありがたい。新たにテザリングにも対応した。amadanaとのコラボレーションモデルも用意する。6~7月に発売予定。

▼防水性能をアピールするMEDIAS WP
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●Xperia acro SO-02C
機能充実の高画質エンタテインメントマシン「Xperia」におサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信の日本向け3種の神器が加わったモデル。モバイルブラビアエンジン、クリアブラックパネルによる美しい映像表現や裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R」を採用したカメラなどの高機能性は、グローバルモデルのXperia arc(SO-01C)から引き継ぐ。6~7月に発売予定。

▼グラデーションなどの外装にもこだわったXperia acro
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●AQUOS PHONE SH-12C
5月11日に先行して発表があったのは、800万画素のツインカメラで映像も写真も3Dで撮影できるAQUOS PHONE(関連記事:NTTドコモ、ツインカメラでテザリングにも対応した「AQUOS PHONE SH-12C」を20日発売)。LINX 3Dの後継モデルであり、AQUOSで培った液晶などで高画質な映像を表現できる。1.4GHzの高速CPUを採用する。発売は5月20日。

▼ツインカメラでその場の様子もリアルタイムに3D化できるAQUOS PHONE
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初めてでも安心! 使いやすさも追求

夏モデルのAndroid端末の残る4機種は、高機能を追求するというよりも使いやすさや購入のしやすさなども含めてスマートフォンが初めての人を主に狙ったモデルだという。BlackBerryにも新製品が登場する。

●F-12C
シンプルで使いやすい防水コンパクトスマートフォン。らくらくフォンで培ってきた技術を基に、スマートフォンの使いやすさを追求した。明るい場所でも見やすい高精細スーパークリアスクリーンの搭載、見やすいUDフォントの採用、音声を聴きやすくする「スーパーはっきりボイス3」など、随所に使いやすさへの配慮がある。発売は7~8月を予定。

●P-07C
4.3インチ液晶を搭載しながら、オシャレさと機能美を追求したデザインのスマートフォン。片手の親指で楽に操作できるようにした位置をカスタマイズできるタッチスピードセレクターや、好みの場所に文字入力キーを移動して使えるフィットキーなどで使いやすさを追求した。コンセプトはマイ・ファースト・スマートフォン。7~8月に発売を予定する。

●Optimus Bright L-07C
世界最高輝度のIPS液晶ディスプレイ「NOVAディスプレイ」を搭載したスタイリッシュスマートフォン。明るく太陽の下で使うときにも見やすい。軽量112gのボディは薄さも9.5mmで、凹凸のないフラットデザインで持ち運びもしやすい。Android 2.3とテザリングには対応するが、おサイフケータイなどの国内向け機能、14Mbps通信、防水などには対応しない。6月中旬に発売予定。

●AQUOS PHONE f SH-13C
世界で初めてワイヤレス充電に対応したスマートフォン。ワイヤレスチャージャーに置くだけで充電できる。防水・防塵のボディには、14Mハイスピード通信やおサイフケータイ、赤外線通信などの機能を備える。ワンセグは搭載しない。発売は7~8月の予定。

●BlackBerry Bold 9780
最新OSのBlackBerry 6.0を搭載する新製品。高速で快適なWebブラウジングが可能という。発売は6~7月の予定である。おサイフケータイなどの国内向け機能や14Mハイスピード通信、防水、テザリングには対応しない。

【報道発表資料】
2011夏モデルに24機種を開発および一部機種を発売

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。