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「Androidマルウエアが76%増加」--マカフィーの2011年第2四半期脅威レポート

2011.08.29

Updated by Naohisa Iwamoto on August 29, 2011, 19:38 pm JST

マカフィーは2011年8月29日、2011年第2四半期の脅威レポートを発表し、その中でAndroid OSを対象としたマルウエアが急速に増加していることを明らかにした。レポートでは、Android OSを狙ったマルウエアは第2四半期には第1四半期と比べて76%も増加しているという。

Android OSを狙ったマルウエアの急増により、第2四半期に確認されたモバイルプラットフォーム向けのマルウエアのうち、Androidを狙ったものが他のプラットフォームに差をつけて最も多くなった。第2四半期に確認されたモバイルプラットフォーム向けのマルウエアの63%(44件)がAndroidをターゲットとしたもので、JavaME向けの20%(14件)やSymbian向けの7%(5件)を大きく引き離した。マカフィーでは、現時点ではまだマルウエアの総数としてはJavaMEやSymbianを狙ったものが多いとしているが、今後はAndroidが狙われる傾向が高まると見ている。

2011年上半期を振り返ると、マルウエア活動が活発になったとマカフィーは指摘する。2011年上半期は、2010年上半期に比べて22%増となる約1200万件のユニークサンプルが検出されている。2010年末までに検出されたマルウエアの総数は約5500万件だったが、2011年の急増により2011年末には約7500万件にまで増えると予測する。Androidをターゲットにしたマルウエアの急増や、初めてMac OSをターゲットにした偽セキュリティソフトが登場するなど、攻撃のバリエーションが増えている。

2011年第2四半期に確認されたモバイルマルウェア
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【報道発表資料】
マカフィー、2011年第2四半期の脅威レポートを発表

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。