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南アのMTNは IP-PBXでケニアの固定電話市場に参入

2011.08.12

Updated by WirelessWire News編集部 on August 12, 2011, 16:30 pm JST

南アフリカのモバイル事業者であるMTN(正確にはMTNのケニアにおける事業体MTN Business Kenya)がケニアの固定電話市場に参入した。

MTN Business Kenya
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ケニアのモバイル事業者はサファリコム(Safaricom)、エアテル(Airtel)、オレンジ・ケニア(Orange Kenya)とYUの4社。南アフリカは6社でボーダコム(Vodacom)、MTN、セルシー(Cell C)、テルコム(Telkom)、バージン・モバイル(Virgin Mobile)と8ta。MTNは2006年のInvestcom買収などによって、モバイル事業を展開する国の数を主にアフリカ大陸で急速に増やしているが、ケニアではモバイル事業は行っていない。2008年にケニアのインターネット・サービス・プロバイダーであるUUNET Kenyaの60%を取得し、2010年にMTN Business Kenyaにブランド名を変更した。

ケニアの固定網はテルコム・ケニア(Telkom Kenya)がほぼ独占している。MTNの参入は同国で競争促進のために2004年に採用されたULR(Unified Licensing Regime(統合ライセンス制度))に後押しされたものだという。ライセンスを1つ受けていれば、複数のサービスを提供できるという制度。ケニア通信法施行の1998年から続いたテルコム・ケニアの固定系通信サービスにおける5年間の独占を経て制定されたもの。

サービスはMTNのコアネットワークのインフラ上で音声とデータをIP(インターネット・プロトコル)で運ぶことで低料金を実現する通常のVoIPで、IP-PBXとIP電話機が提供される。IP-PBXはオンプレミスではなく、ホスティング提供されるようだ。通話料は国内3分3ケニアシリング(約2.5円)で従来の半額程度。追加料金なしの電話会議機能も提供される。アメリカへの国際電話は、1分20セント(約15.5円)になるという。

【参照情報】
MTN Business wades into fixed line market
MTN Targets Fixed Phones
MTN Business Kenya unwraps IP PBX service
MTN Business Kenya unveils IP PBX service
MTN Business offers cheaper calls via new IP PBX service

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