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インテルとグーグル、モバイル分野で提携 - Androidのx86プロセッサ最適化を公約

2011.09.14

Updated by WirelessWire News編集部 on September 14, 2011, 09:54 am JST

モバイル端末向けのプロセッサ市場での追い上げをねらうインテル(Intel)が、Android OSを開発するグーグル(Google)との提携を発表。今後両社は共同でインテル製「Atom」プロセッサに最適化されたAndroid OSの開発を進めていくという。

米国時間13日から始まったインテルの開発者向けイベント"Intel Developer Forum"では、ポール・オテリーニ(Paul Otellini)CEOの基調講演に、グーグル(Google)でAndroid OSの開発責任者をつとめるアンディ・ルービン(Andy Rubin)氏が登壇して、この提携を発表。なお、インテルによれば同社製プロセッサを搭載するAndroidスマートフォンは、2012年前半にも発売される予定だという。

PC向けのプロセッサ市場では長らく世界1位のシェアを誇ってきたインテルだが、現在急拡大を続けるスマートフォンやタブレット端末の市場では、クアルコム(Qualcomm)や、エヌヴィディア(Nvidia)、サムスン(Samsung)など、ARMアーキテクチャーを採用する各社の後塵を拝する形となっている。同社ではスマートフォンOS分野でもっとも大きなシェアを占めるAndroidの力を借りて、この市場で早急な巻き返しをはかりたい考えだという。

Android OSは現時点でも技術的にはインテル製プロセッサをサポートしているが、今回発表された提携により同社製プロセッサ向けに最適化されたAndroidが提供されれば、端末メーカー各社による端末開発がはるかに容易になるという。

なお、マイクロソフトも同日から開発者向けカンファレンスを開催し、今年はじめに発表した次期OS「Windows 8」の訴求を行っている。タブレット端末向けに比重を置いた同OSは、従来からのインテルのx86プロセッサに加えて、新たにARMプロセッサもサポートする予定で、発表時にはその点が話題を呼んだ。PC普及期には「Wintel」と呼ばれ盟友とされてきた両社が、同じ日に異なる方向性を打ち出す発表を行ったことで、両社の蜜月関係の終わりが改めて印象づけられた格好となった。

【参照情報】
All future Android versions to be optimized for Intel as well as ARM; Medfield-based tablet and phone teased - This is my next
Intel, Google partner on optimized Android phones (video) - ZDNet
Intel, Google unveil Android mobile partnership - Reuters
Intel Working With Google to Optimize Android for Its Chips - WSJ.com
マイクロソフト、ARMプロセッサ対応の携帯端末向けWindowsを披露

ARM テュダー・ブラウン社長が今年5月のComputexで明らかにした目標についてはこちらの記事で

同社が昨年9月に発表した最新プロセッサ「Cortex A15」は、現行製品に比べて、消費電力はほぼそのままで約5倍の処理性能を持つという。

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