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グーグル、第3四半期決算 - 売上97.2億ドル(33%増)、純利益27.3億ドル(26%増)に

2011.10.14

Updated by WirelessWire News編集部 on October 14, 2011, 12:37 pm JST

グーグル(Google)が米国時間13日、第3四半期の決算を発表した。同期の売上は前年同時期比33%増の97億2000万ドル、純利益は同26%増の27億3000万ドルとなった。この発表を受けて同社の株価は一時最大で7%上昇している。

同社の主な収入源である広告のクリック数は同期に前年比28%増、またクリック1回あたりの売上単価は前年比5%増と、ともに上昇。また同社がこのところ力を入れている、モバイル端末向けの検索連動型広告については、年間の売上が25億ドルに達する規模まで増加しており、全体に占める割合はまだ少ないものの、前年の年間10億ドルから2倍以上に増えているという。

いっぽう支出面については、新製品への投資や宣伝、積極的な採用活動などの結果、同期の支出は前年比41%増となり、売上増加のペースを上回った。支出の増加は2期連続。他社サイトに掲載する「Google AdSense」広告の仕入れ原価にあたる「トラフィック獲得コスト」(TAC)については22億ドルで、売上に対し24%となった。またデータセンターの運営経費やクレジットカードの手数料支払いなどの経費は合わせて11億ドル7000万ドルで、売上に対し12%だった。

今回は、欧米を中心に世界的な景気の減速が続くなかでの業績発表となったが、Bloombergでは「検索広告ビジネスは比較的不況に強い」というベンチマーク(Benchmark)アナリスト、クレイ・モーラン(Clay Moran)氏のコメントを紹介。同氏はグーグルの業績について、「検索連動型のテキスト広告が比較的健闘しており、またディスプレイ広告やモバイル広告もシェアを増やしている」と分析している。

なお、検索連動型広告の市場規模については、今年1年間で23%増の3億7700万ドルに達するとする調査会社マグナグローバル(MagnaGlobal)の予想が引用されている。

グーグルのラリー・ペイジ(Larry Page)CEOは決算発表のなかで、同社のソーシャル・ネットワークサービス「Google +」について、サービス開始から約3か月で利用者数が4000万人を超えたと説明。またAndroid OS搭載端末の台数は1億9000万台となり、7月時点の1億3000万台から2ヶ月間で6000万台の増加となったという。

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[ネット売上(=売上総額からTACを引いた金額)の比率 - 出典:SplatF]

【参照情報】
Google Announces Third Quarter 2011 Financial Results - Google
Google Profit Climbs 26% as Search Ads Pick Up - WSJ
Google Exceeds Estimates; Shares Surge -
Larry Page: Mobile Revenues At $2.5 Billion Run-Rate, 190 Million Android Devices - TechCrunch
How does Google make money? - SplatF

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