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アップルとサムスンで利益の95% - 寡頭化が進むスマートフォン市場

2012.04.03

Updated by WirelessWire News編集部 on April 3, 2012, 11:23 am UTC

米金融系調査会社コナコルド・ジェニュイティ(Canaccord Genuity)アナリストのマイク・ウォークリー(Mike Walkley)氏が米国時間2日に発表したスマートフォン市場の動向に関する投資家向けのレポートについて、さまさまなテクノロジー系メディアなどが採り上げている。

まず、3月の米スマートフォン市場における機種ごとの販売台数については、「iPhoneの独り勝ち」に焦点をあてた記事をAllThingsDなどが掲載している。これらの記事によると、現在iPhoneを取り扱う携帯通信事業者3社--ベライゾン・ワイアレス(Verizon Wireless : 以下、ベライゾン)、AT&T、スプリント・ネクステル(Sprint Nextel:以下、スプリント)のうち、AT&Tとスプリントでは、iPhoneの販売台数が、競合製品すべての販売台数を上回っており、またベライゾンでもiPhoneの販売台数とAndroid陣営各社の製品の合計販売台数がほぼ拮抗状態にあると考えられるという。

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[AllThingsD]

いっぽう、T-モバイル(T-Mobile USA)を含んだ大手4社の人気ランキングでは、サムスン(Samsung)の強さも目立つ。ベライゾンを除く3社では、Android勢のなかで「Galaxy S II」が最も人気が高く、AT&Tでは「Galaxy Note」が、またベライゾンでは「Galaxy Nexus」も上位3位にランクインしている。

またCNETでは、2011年10-12月期には、アップルとサムスンの2社がスマートフォン端末市場の利益の約95%を占めた--そのうちアップルが80%、サムスンが15%とした上で、2012年1-3月期にはこうした警告がさらに強まるとするウォークリー氏の見通しを紹介している。

なお、コナコルド・ジェニュイティでは1-3月期のメーカー別販売台数(全世界)について、サムスンが約4100万台(シェア 28.2%)で首位、続いてアップルが3260万台(22.4%)、ノキア 1250万台(8.6%)、RIM 1110万台(7.6%)、ファーウェイ 840万台(5.8%)、HTC 650万台(4.5%)、ZTE 560万台(3.9%)、ソニー 540万台(3.7%)、LG 540万台(3.7%)、モトローラ 440万台(3.0%)と予測している。

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[Forbes]

【参照情報】
Apple, Samsung Leave Only Crumbs - Canaccord Genuity (Forbes)
Samsung Takes Bite From Apple - Canaccord Genuity (Forbes)
iPhone Outselling All Other Smartphones Combined at Sprint and AT&T - AllThingsD
Samsung Beating Apple for Top Q1 Smartphone Share, Says Canaccord - Barron's
Apple, Samsung: All your handset profits are belong to us - CNET
世界のスマートフォン出荷台数、前年比55%増に - 10-12月期(IDC調べ)
アップルが首位に返り咲き - 10-12月期、メーカー別スマートフォン販売台数

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