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iPhone、プリペイドユーザーにも - 米クリケット・ワイヤレスも取り扱いへ

2012.06.01

Updated by WirelessWire News編集部 on June 1, 2012, 12:26 pm UTC

米国の携帯通信事業者クリケット・ワイヤレス(Cricket Wireless:以下、クリケット)が、アップル(Apple)「iPhone」の取り扱いを今月22日から開始する。iPhoneがプリペイド事業者から提供されるのは米国市場ではこれが初めてという。

リープ・ワイヤレス(Leap Wireless:以下、リープ)傘下のクリケットが扱うのはCDMA版の「iPhone 4S」16GBモデル(499.99ドル)と「iPhone 4」8GBモデル(399.99ドル)の2機種。契約者は、月額55ドルでデータ通信、メール、音声通話が使い放題になる。ただし、データ通信量が2.3GBを超えた場合に、通信スピードに制限がかかる「スロットリング」の可能性もあるという。なお、クリケットはスプリントと広汎なローミング契約を結んでいる。

iPhoneの取り扱いをめぐっては、携帯通信事業者の財務面への負担の大きさが話題になることが多いが、リープは同日SECに提出した書類のなかで、アップルとiPhoneの取り扱いに関する3年間の契約を結び、同期間中におよそ9億ドル相当の製品をアップルから購入する見通しを明らかにしているという。

2年契約を前提にiPhoneを取り扱っているAT&Tやベライゾン・ワイアレス(Verison Wireless)、スプリント(Sprint Nextel)では、たとえば「iPhone 4S」16GBモデルが199ドルで提供されており、また販売時の割引がないSIMロックフリーのバージョンが650ドル程度で売られていることなどから、この話題に触れたBloombergではクリケットが100〜125ドル程度の「持ち出し」でiPhone取り扱いに踏み切ったとするアナリストの見方を紹介している。

なお、リープでは今年に入って株価が38%下落、また同社と競合するプリペイド大手のメトロPSC(MetroPCS Communications)の株価も今年27%下落し、いずれも買収の噂が流れていた。

【参照情報】
Leap Becomes First U.S. Prepaid Carrier To Offer IPhone - Bloomberg
Leap Wireless, a.k.a. Cricket, to Offer Prepaid iPhone Starting Next Month - AllThingsD
Apple's iPhone goes pre-paid with Cricket's $55 plan - GigaOM
Cricket first pre-paid US carrier to offer iPhone; on $55/month unlimited plan, starting June 22 [Updated] - TNW

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