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エリクソン第2四半期決算 - 利益6割減少、通信機器業界全体の苦境浮き彫りに

2012.07.19

Updated by WirelessWire News編集部 on July 19, 2012, 09:57 am UTC

通信機器メーカー最大手のエリクソン(Ericsson)は欧州時間18日、2012年第2四半期決算を発表。顧客である携帯通信事業者各社のネットワーク関連投資が縮小、また新興市場での需要も後退した結果、同期の純利益は前年同期比で半分以下に減少、第1四半期に続いて利益率も低下している。

同期の売上は前年同期比0.9%減の553億クローナ(79億ドル)、純利益は前年同期比約64%減の111億クローナ(1億5800万ドル)となった。また、粗利率は前年同期の37.8%から32%まで低下した。

同期は不振の理由として、CDMAネットワーク関連の売上低下(前年同期比約50%の減少)を挙げている。また4Gネットワーク関連でも激しい競争にさらされており、同社の主要部門であるネットワーク機器部門全体では売上が17%低下したという。

欧州の経済危機や、長引く米国の不況、さらに中国の景気減速などの影響から、各国の携帯通信事業者はネットワーク関連投資を圧縮している。そのため、エリクソン以外の通信機器メーカーでも苦戦が続いており、たとえばアルカテル・ルーセント(Alcatel-Lucent)は17日に第2四半期の赤字額が4000万ユーロ(4900万ドル)となるとの見通しを発表。また中国のZTEも13日に、同期の利益が最大で80%程度減少(前年同期比)する可能性があることを明らかにしていた。

【参照情報】
Ericsson Misses Estimates as Carriers Curb Spending - Bloomberg
Ericsson profits down 63% as sales fall - FT
Alcatel-Lucent to Miss Margin Goal After Quarterly Loss - Bloomberg
Alcatel shares slide after profit warning - FT
ZTE hit hard by profit warning - FT

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