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ドコモ、KT、チャイナモバイルが日中韓のNFCローミング共通仕様を策定

2013.02.26

Updated by Asako Itagaki on February 26, 2013, 00:34 am JST

2月25日、NTTドコモと中国のチャイナモバイル、韓国のKTの3社は、日中韓の3か国間でのNFCサービスにおけるローミングを実現するために必要な、サービスや端末に関する諸条件について、共通仕様を策定したと発表した。この仕様については、サービスを「Asia NFC Zone -NFC Service Roaming」、端末を「Asia NFC Zone -NFC Handset Requirements」と題したそれぞれ1冊ずつ白書の形でまとめ、バルセロナで開催中のMobile World Congressで発表する。

これらの仕様は、GSMAやNFC Forumといった国際的な業界団体・標準化団体で策定された国際的なNFC標準に準拠して策定しており、アジア地域でNFCサービスのローミングを実現しようとしているキャリア、サービスプロバイダー、小売業者や、NFC対応端末の開発を行おうとしている端末ベンダーなどに必要な情報を提供する。

3社は、2011年1月から日中韓協力委員会の場などで、NFCサービスのローミングに関して検討を進めてきた。今回発表された白書は、今後決済、クーポン、交通といったNFCサービスのローミングの導入の推進に役立つものであるとしている。また、白書の内容を世界の業界団体・標準化団体にも紹介し、標準化活動を推進していくとともに、世界中のNFCサービスの相互利用が可能になるよう活動していく。

【報道発表資料】
国際ローミング接続協定に関するドコモ、チャイナモバイル、KTの協業 (NTTドコモ)

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板垣 朝子(いたがき・あさこ)

WirelessWire News編集委員。独立系SIerにてシステムコンサルティングに従事した後、1995年から情報通信分野を中心にフリーで執筆活動を行う。2010年4月から2017年9月までWirelessWire News編集長。「人と組織と社会の関係を創造的に破壊し、再構築する」ヒト・モノ・コトをつなぐために、自身のメディアOrgannova (https://organnova.jp)を立ち上げる。