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スプリントの第2四半期決算 - ネクステルのサービス停止などで16億ドルの赤字計上

2013.07.31

Updated by WirelessWire News編集部 on July 31, 2013, 10:46 am UTC

米携帯通信市場第3位のスプリント(Sprint)が米国時間30日に第2四半期(4-6月期)の決算を発表。同期には6月末でサービスを停止した旧ネクステル(Nextel、2005年に約350億ドルで買収合併)の資産の評価損(4億3000万ドル)やサービス停止に伴う特損(6億2300万ドル)を計上したことなどから、赤字幅はアナリストの予想を上回る16億ドルと、前年の14億ドルからさらに拡大。また1株あたりの損失は、アナリストらの予想31セントを上回る53セントになったという。

いっぽう、売上は88億8000万ドルと前年の84億4000万ドルからわずかに増加し、アナリスト予想(Reuters集計)の87億3000万ドルを上回ったことなどから、スプリント株価は同日に一時7.3%ほど上昇したとBloombergは伝えている。

WSJによると、同期には旧ネクステル加入者を中心に長期契約の加入者が105万件減少、ただしこの減少数はアナリスト予想(87万2000件、Bloomberg集計)よりも少なかったという。長期加入者の流出率は1.83%で前年同期の1.69%から増加、またプリペイド・サービス加入者も含めた全体の流出率も2.63%と、前年の1.79%から大きく増加したとWSJは記している。

ただし、スプリントのサービス加入者は19万4000人の増加を記録。さらに、売上88億8000万ドルのうち、携帯通信サービスからの売上が過去最高の72億ドル(前年同期比8%増加)となった。これにともないARPUも前年同期の63ドル38セントから64ドル20セントとなり、アナリスト予想の63ドル69%を上回った。

なお、iPhoneの販売台数は140万台で前四半期の150万台からわずかに減少したとWSJは記している。

【参照情報】
Sprint Loss Deepens as Defections Continue - WSJ
Sprint posts wider quarterly loss on steep costs - Reuters
Sprint Posts Wider-Than-Predicted Loss After Closing Network - Bloomberg

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