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ドコモとVisa、ネットショップで使えるプリペイド決済サービスを開始

2013.09.17

Updated by Naohisa Iwamoto on September 17, 2013, 20:12 pm JST

NTTドコモとビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)は2013年9月17日、モバイル利用に特化したプリペードカードサービス「ドコモ口座 Visaプリペイド」を9月18日の正午から提供する。インターネット上のVisa加盟店でのショッピングで、専用のカード番号を入力することで決済が完了する。

「ドコモ口座 Visaプリペイド」は、入金済みの金額だけ決済が可能なプリペイドサービス。事前審査などはなく、インターネット上にある国内外のVisa加盟店で決済に使える。決済時には、クレジットカード決済と同様に「ドコモ口座 Visaプリペイド」のカード番号を入力する。決済の代金は、ドコモの携帯電話・スマートフォンを使っているユーザーの「ドコモ口座」から即時に引き落とされる。

インターネット専用のバーチャルカードとして発行するため、プラスチックカードは発行しない。カードは、使い捨てタイプの「ワンタイムカード」と、有効期間が3年の「レギュラーカード」の2種類を用意し、利用形態に応じて使い分けが可能だ。18歳以上が対象のサービスだが、クレジットカードを持たないユーザーの決済手段としても利用できる。ドコモ口座に入金してある金額以上は使えないため、カードの使いすぎ対策にもなる。

料金は、ワンタイムカードはカード番号発行手数料が1回につき105円(2013年末まで無料)、レギュラーカードは月額210円の利用料がかかる。利用限度額は月に50万円まで。ドコモ口座への入金には手数料はかからない。

【報道発表資料】
ドコモとVisaがプリペイド決済サービスを提供

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。