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サムスン、シスコとも特許のクロスライセンス契約を締結

2014.02.07

Updated by WirelessWire News編集部 on February 7, 2014, 11:03 am JST

サムスン(Samsung)は韓国時間5日、シスコシステムズ(Cisco Systems:以下、シスコ)との間で、それぞれが保有する特許や今後取得する特許の使用を相互に認める新たな契約を結んだと発表した。同社にとって、今年3件目のクロスライセンス契約となっている。

両社の発表によれば、この契約の有効期間は10年間で、対象となる特許の範囲は多岐にわたるという。ただし、この契約に関連して両社の間に金銭的なやりとりが発生するかどうかは明らかになっていない。

サムスンは先月、グーグル(Google)との間でも同様のクロスライセンス契約を結んでいた。また同社は、エリクソン(Ericsson)を相手に2012年から争っていた特許訴訟についても和解に合意し、同時にクロスライセンス契約を締結していた。

いっぽう、シスコは先ごろグーグルとも特許関連のクロスライセンス契約を結んでいた。

今回の契約について、シスコの知的財産部門のダン・ラング(Dan Lang)VPは「現在の特許訴訟が乱発している環境では、イノベーションがあまりにも困難になっている」とし、「クロスライセンス契約により、シスコとサムスンは現在のトレンドを覆し、イノベーションと自由なオペレーションを進めるための重要な一歩を踏み出そうとしている」とコメントしているという。

今回の話題に触れたCNETは、シスコがホームネットワーキング分野や「モノのインターネット」("Internet of Things"、IoT)分野で多くの特許や専門技術を保有している点に触れ、サムスンにとってこの契約がとくにスマートホーム分野での取り組みに活かされる可能性を指摘している。

【参照情報】
Samsung inks patent cross-licensing pact with Cisco - CNET
Samsung, Cisco Sign Cross-License Pact for Tech Patents - WSJ
Cisco and Samsung strike patent agreement - Businessweek

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