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「グーグル、独自のモバイルサービス提供」の噂が再燃 - 「Wi-Fi+携帯網」ハイブリッドの可能性も

2014.04.04

Updated by WirelessWire News編集部 on April 4, 2014, 11:27 am JST

グーグル(Google)が独自のモバイル通信サービス展開を検討しているとする関係筋の話が米国時間3日にThe Informationで報じられたことを受け、同社による無線通信分野への進出の噂が再燃している。

The Informationでは、グーグルが固定線ブロードバンドの「Google Fiber」サービスを展開する地域で、携帯通信サービスも併せて提供する可能性について、同社が数ヶ月前から検討を進めているとする匿名の関係者2人の話を伝えている。またこれに関連して、2013年前半にはスプリント(Sprint)に、今年に入ってからはベライゾン(Verizon Wireless)に、それぞれMVNO(仮想移動体通信事業者)の可能性を打診していたとも記されている。さらに「Google Fiber」をインフラとして活用し、Wi-Fi網を展開するという選択肢も検討されているようだ。

この話題を採り上げたGigaOMでは、フランスで成功を収めているイリアド(Ilad)の「Free」サービスを引き合いに出しながら、米国でもリパブリック・ワイアレス(Republic Wireless)やスクラッチ・ワイアレス(Scratch Wireless)のように「Free」と同様の形態をとるMVNOサービスが登場し始めていると指摘。これらのサービスでは、固定線に接続するWi-Fiホットスポットやフェムトセルでトラフィックの大半をカバーしつつ、足りない部分をMVNOによる携帯通信回線で補っている。さらにGigaOMでは、昨年1月に明らかになったグーグルによる「実験用無線システム」の計画(グーグル「謎のネットワーク構築計画」浮上 - 2.5GHz帯を利用、詳細は「機密」扱い)にも言及しながら、グーグルには複数の無線通信技術を組み合わせてネットワークを構築する、いわゆる「HetNet」の選択肢もあると記している。

なおThe Vergeでは、グーグルが昨年スターバックス(Starbucks)と提携し、同社の約7000店舗にWi-Fiホットスポットを提供する計画を発表していたことに言及している。

グーグルは現在、ミズーリ州カンザスシティとユタ州プロボでGoogle Fiberのサービスを提供しており、テキサス州オースティンでの提供も予定されている。またジョージア州アトランタ、オレゴン州ポートランド、カリフォルニア州サンノゼなど、あわせて9つの都市圏でも提供したい考えを示しているという。

【参照情報】
Google Weighs a Plunge into Mobile Phone Services - The Information
Google as a mobile carrier, revisited: Here's what its network could look like - GigaOM
Google reportedly wants to launch its own wireless network - The Verge

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