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FON、ソーシャル音楽機能を搭載する新たなルーター「Gramofon」を発表

2014.04.16

Updated by WirelessWire News編集部 on April 16, 2014, 13:09 pm UTC

無線LANネットワークを相互共有するシステムを世界中で提供するスペインのフォン(FON)は現地時間15日、さまざまな音楽サービスやフェイスブックとの連携機能を持つ新たなWi-Fiルーター「Gramofon」を発表し、同製品の実現に向けた資金調達キャンペーンをクラウドファンディングサイトのKickstarterで開始した。

「Gramofon」はイーサネットポートとオーディオポートを備えるキューブ型のWi-Fiルーターで、これまでのFONルーターと同様、ユーザーが自宅のWi-Fiネットワークの一部を開放し、メンバー同士で相互共有する仕組みを備えるほか、本体に接続したスピーカーなどを使って「Spotify」などからストリーミング配信される音楽を聴くことも可能。利用にはAndroidまたはiOS端末が必要となる。

Wi-Fi接続の共有に関しては、通常のID/パスワードに加えてフェイスブックのユーザーID(Facebook Connect機能)も使えることが特徴とされている。いっぽう、アップル(Apple)の「AirMac Express」やグーグル(Google)の「Chromecast」などとの違いとしては、プラットフォームの違いに関係なく利用できることや、同じ「Gramofon」端末に接続するユーザーならだれでも音楽再生リストを操作することが可能な点などが挙げられている。さらに、Bluetooth接続のスピーカー/オーディオ機器のように、接続したスマートフォンのユーザーがその場を離れてしまっても音楽が途切れないとのメリットもある。

現在「Gramofon」が対応するサービスは「Spotify」とウェブラジオサービスの「Wah Wah」のみとなっているが、FONでは今後「SoundCloud」「Google Play Music」「Rdio」「Pandora」など、他のストリーミング音楽配信サービスにも対応していく予定だという。

Kickstarterでの調達目標金額は25万ドルで、プロジェクト支援者には1台30ドルで提供予定、また正式発売時の価格は50ドルとなる見込み。

【参照情報】
Gramofon: Modern Cloud Jukebox - FON
An ultra-cheap Wi-Fi router wants to solve your streaming music woes - The Verge
Fon officially introduces its social music router Gramofon, sells it for $30 through Kickstarter - GigaOM

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