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グーグル傘下のネスト、自宅監視システムのドロップカムを5億5500万ドルで買収

2014.06.23

Updated by WirelessWire News編集部 on June 23, 2014, 09:16 am UTC

グーグル傘下のネスト・ラボ(Nest Labs:以下、ネスト)が米国時間20日、セキュリティ関連スタートアップのドロップカム(Dropcam)の買収を発表。買収額は5億5500万ドルで全額現金による支払いとなる見込みだという。

ドロップカムは2009年に創業されたベンチャー企業で、インターネットを通じたリアルタイムの自宅監視システムを提供している。同社のカメラには、スマートフォンなどのモバイル端末からアクセスでき、夜間の監視やカメラ側とモバイル端末の相互通話なども可能になっている。WSJによれば、同社はこれまで、複数の大手ベンチャーキャピタルから4780万ドルの資金を調達していたという。

今回の買収後、ドロップカムの従業員らはパロアルトにあるネストのオフィスに移動する予定。ただし、現時点ではドロップカムの製品はオンラインや実店舗で販売が継続され、同サービスのアカウントも引き続き利用できるという。

ネストの共同創業者であるマット・ロジャース(Matt Rogers)氏は「両社が自宅用デバイスの使いやすさの追求や製品開発などの側面で同様の哲学を持っている」と話し、両社が今後協力して製品やサービスなどを提供していく可能性を挙げている。

なお、今回の買収はグーグル傘下のネストによるものということで、ドロップカムのプライバシーポリシーの変更に関する懸念も持ち上がっている。ただし、ロジャース氏によれば、ドロップカムはネストのプライバシーポリシーのもとで運営される見込みで、監視サービスによって収集されたデータがユーザーの許可なしでグーグルやその他企業に共有されることはないという。また、ネストやドロップカムが今後、広告を販売する予定もないという。

【参照情報】
Google's Nest to Buy Security Startup Dropcam for $555 Million - Bloomberg
Google's Nest to Acquire Dropcam for $555 Million - NYTimes
Google's Nest to Buy Video-Monitoring Security Startup for $555 Million - WSJ

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