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エリクソン、「5G」で5Gbpsのライブデモを実施、ドコモ、SKテレコム上層部にアピール

2014.07.02

Updated by Naohisa Iwamoto on July 2, 2014, 20:15 pm UTC

エリクソン・ジャパンは2014年7月2日、2020年ごろの実用化を目指して研究開発が進められている5G(第5世代携帯電話)について、スウェーデンのキスタにあるエリクソンのラボで5Gbpsの高速通信のライブデモを実施したと発表した。

ライブデモでは、標準化前の5Gテクノロジーを利用し、15GHz帯の高周波数帯域を使って5Gbpsのスループットを実現した。このライブデモには、新しい無線インタフェースのコンセプトとMIMO(Multiple-Input Multiple-Output) 技術を採用した。ライブデモで使ったベースバンドユニットと無線ユニットで構成される無線基地局は、5Gトライアル用に新しく開発したものだとする。

5G技術の標準化はまだ初期の取り組み段階で、新しい周波数帯の割り当ても具体的な検討段階には入っていない。今回、エリクソンは5Gテクノロジーによる5Gbpsという高速なスループットをライブデモで実現し、技術的な優位性を世界に示した。また、このライブデモには、NTTドコモ、韓国SKテレコムの上層部も立ち会ったという。北米と並ぶ5G先進導入地域と目される日韓のキャリアに、エリクソンの5Gテクノロジーの進捗を直接アピールしたようだ。

【報道発表資料】
エリクソンの5Gテクノロジー、5Gbpsのスピードを実現

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。