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ドコモ、機械翻訳技術の開発・サービス提供を行う合弁会社「みらい翻訳」を設立

2014.09.30

Updated by Asako Itagaki on September 30, 2014, 09:39 am UTC

9月29日、NTTドコモは、合弁会社「株式会社みらい翻訳」設立について、韓国のSYSTRAN INTERNATIONAL Co,,Ltd(以下シストラン)、株式会社フュートレック(以下フュートレック)と合弁契約を締結した。新会社の設立は2014年10月中を予定する。

機械翻訳技術の発展により、スマートフォン向け翻訳アプリを活用した外国人とのコミュニケーションや翻訳ソフトウェアを利用した簡易な文書翻訳が可能になっている。今後、来日外国人、海外渡航する日本人の翻訳ニーズや、日常会話だけではなく契約書や社内文書などのビジネス分野におけるさまざまな利用シーンにおける多言語間のコミュニケーションニーズはますます増大する。新会社では、「はなして翻訳」の提供実績を持つドコモ、翻訳ソフトウェア業界最大手のシストラン、音声認識・翻訳システムの開発に実績を持つフュートレックの3社が協力し、さらに独立行政法人情報通信研究機構(NICST)の多言語翻訳エンジン、NTTの日本語解析処理にもとづく機械翻訳技術も併せて活用することで、世界最高レベルの機械翻訳精度を目指して機械翻訳技術、ソフトウェアを開発し、日本語を軸とした言語バリアフリーの世界を実現する。

当初は英語、中国語、韓国語を中心に、将来的にはベトナム語、タイ語、インドネシア語等の言語も対象とする。日常生活の利用シーンで買物、観光、交通等の翻訳サービスや、ビジネスの利用シーンで法律、教育等、専門分野の同時通訳や社内文書の翻訳サービスを展開する。

▼みらい翻訳の目指すサービス展開及び利用シーン(報道発表資料より)
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【報道発表資料】
翻訳事業会社の設立に向けた合弁契約の締結

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板垣 朝子(いたがき・あさこ)

WirelessWire News編集委員。独立系SIerにてシステムコンサルティングに従事した後、1995年から情報通信分野を中心にフリーで執筆活動を行う。2010年4月から2017年9月までWirelessWire News編集長。「人と組織と社会の関係を創造的に破壊し、再構築する」ヒト・モノ・コトをつなぐために、自身のメディアOrgannova (https://organnova.jp)を立ち上げる。