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クアルコム、英チップメーカーのCSRを25億ドルで買収へ - IoT分野の取り組み強化

2014.10.16

Updated by WirelessWire News編集部 on October 16, 2014, 11:01 am JST

チップメーカー大手の米クアルコム(Qualcomm)が現地時間15日、英チップメーカーのCSR(Cambridge Silicon Radio)を16億ポンド(25億ドル)で買収すると発表。「モノのインターネット」(IoT)分野の品揃え拡充や販売チャネルの拡大をねらった動きとされている。

CSRはBluetooth技術のパイオニア的存在として知られ、とくに近年はBluetooth Smart/LEなどの低消費電力のBluetooth技術に力を入れている企業。低消費電力のBluetooth技術は「モノのインターネット」("Internet of Things"、IoT)」関連の機器などへの採用で注目度が高まっているもの。またCSRは、自動車向けとなるネット接続/オーディオ/ナビゲーション関連などの製品開発も手がけているという。

また、この話題に触れたGigaOMブログでは、クアルコムが関心を抱いた可能性があるCSRの技術として、「CSRメッシュプロトコル」(CSRMesh)を挙げている。同ブログによると、この技術はBluetooth Smart/LE搭載端末同士がメッセージをやりとりするためのものという。

なお、米チップメーカーのマイクロチップ・テクノロジー(Microchip Technology)もCSRの買収をめざして同社と交渉を進めていたが、結局CSR側が提案を拒否したことでこの話は破談になっていたという。

クアルコムはIoT分野に関し、デバイス接続技術「AllJoyn」の開発やオープンソース化などを進めているほか、今年7月にはインターネットルーターや家電をネット接続するためのWi-Fi製品を開発するウィロシティ(Wilocity)の買収も発表していた。

【参照情報】
Qualcomm to make a $2.5B bet on Bluetooth with CSR buy - GigaOM
Qualcomm to Buy U.K. Chipmaker CSR in $2.5 Billion Deal - Bloomberg
Qualcomm Set to Buy British Chip Maker CSR for $2.5 Billion - NYTimes

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