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イーロン・マスク氏、インターネット用衛星打ち上げに関心(WSJ報道)

2014.11.10

Updated by WirelessWire News編集部 on November 10, 2014, 15:07 pm JST

電気自動車のテスラ・モータース(Tesla Motors)と民間宇宙船開発のスペースX(Space X)を率いるイーロン・マスク(Elon Musk)氏が、インターネット用の通信衛星打ち上げに関心を寄せているという。WSJが情報筋の話として米国時間7日に報じた。

WSJによれば、マスク氏はワールドビュー・サテライツ(WorldVu Satellites:以下、ワールドビュー)という衛星関連のベンチャー企業を立ち上げた元グーグル幹部のグレッグ・ワイラー(Greg Wyler)氏と話し合いを進めており、そのなかで重量100kgほどのインターネット用通信衛星を700台程度を打ち上げることや、この衛星をつくるための工場建設などを検討しているという。

WSJは、ワールドビューの計画がまだ初期段階にあり、マスク氏が参加するかどうかは未定としながら、両社が手を組むことになればスペースXのノウハウが活かされるなどと指摘している。スペースXはすでに複数のロケット打ち上げに成功しており、9月にはNASAの契約も受注していた。

なお、ワールドビューが計画している小型衛星は1基あたり100万ドル以下で生産可能になる見込みだが、同プロジェクトの規模は総額10億ドル以上になるとする推定もWSJ記事には紹介されている。

人工衛星を使用したインターネット接続サービスについては、グーグル(Google)が10億ドル以上の資金を投じて、発展途上地域向けのネット接続人工衛星の開発・運用に乗り出すとする話がこの6月に報じられていた。ワイラー氏はこのプロジェクトのリーダーとされていた人物だが、グーグルの衛星生産技術などに疑問を抱き、その後同社を離れていたという。

またグーグルは「Project Loon」の取り組みを通じ、気球を使ったネット接続サービス提供の実験をすでに開始。さらに今年4月にはソーラーエネルギーで駆動する無人機開発を進めるタイタン・エアロスペースを買収したことも報じられていた。

いっぽう、フェイスブック(Facebook)は今年3月に「Connectivity Lab」という新たな取り組みを立ち上げ、衛星や無人機、レーザーなどを利用したインターネット接続技術の研究開発を進めていくとしていた。

【参照情報】
Elon Musk's Next Mission: Internet Satellites - WSJ
Report: Elon Musk eyeing partnership to launch 700 internet satellites - GigaOM
Elon Musk may be getting into the satellite business - The Verge

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